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男子テニスのシニアツアーであるAEGONマスターズ・テニス(英国/ロンドン、ハード)は4日、シングルス決勝2試合が行われ、レジェンド部門ではJ・マッケンロー(アメリカ)がP・キャッシュ(オーストラリア)に6-2 6-4のストレートで勝利、今大会通算5度目となる優勝を果たした。
もう一方の試合、チャンピオンズ・ツアー決勝ではT・ヘンマン(英国)がT・エンクヴィスト(スウェーデン)に6-3, 7-6 (7-2)で勝利、現役時代は地元ロンドンでのタイトルに縁がなかったヘンマンが優勝している。
今大会のラウンドロビンではキャッシュに敗れていたマッケンローであったが、この日は第1セットを2度のブレークで先制すると、第2セット第7ゲームで決定的なブレークに成功、そのリードを守りきり優勝を決めた。
「またここでタイトルを取れるとは思いませんでした。」とマッケンロー。「ここのファンは本当に素晴らしいし、来年もパットと試合をしたいね。まだ人々が僕のプレーを見たくて、さらに優勝を期待しているなんて信じられないくらい意味のあることです。」
一方で敗れたキャッシュは「試合前から少し調子が良くなかったけれど、ここまで勝ち進めて、プレーできて嬉しいです。今日はコンタクトレンズを忘れたようなプレーでしたが。」と、ジョークで会場を沸かせた。
比較的年長の選手で構成されるレジェンド部門に続いて行われた決勝では、元英国ナンバー1選手であるヘンマンがタイトルを獲得している。
現役時代のヘンマンが英国で優勝したのは、2000年にブライトンで行われたインドア大会のみ。ロンドンで行われた大会では、ウィンブルドンで4度のベスト4、クイーンズでは3度の準優勝があるだけだった。
「素晴らしい1週間でしたし、ここに来てくれたファン全員に感謝します。」とヘンマン。「本当に楽しめた大会でしたし、来年も再び出場したいです。チャンピオンズ・ツアーでも、いくつか出場したいですね。」
対するエンクヴィストは、ラウンドロビンではM・フィリプーシス(オーストラリア)やG・イバニセビッチ(クロアチア)に勝利していたが、この日はヘンマンのプレーの前に活路を見いだせなかった。
「ティムは素晴らしい試合をしていましたし、素晴らしいタッチを見せてくれました。良い試合でしたが、十分なエースを決められませんでした。ここでのプレーは名誉なことですし、来年も出場したい。」
来年のスケジュールもすでに決まっており、2012年は12月5日から9日かけて今大会は行われる。
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