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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(英国/ロンドン、賞金総額1460万ポンド、芝)は22日、男子シングルス2回戦が行われ、第4シードのA・マレー(英国)がT・カンケ(ドイツ)に6-3, 6-3, 7-5のストレートで勝利、3回戦に進出した。
前哨戦のクイーンズ大会でタイトルを獲得しているマレーは、自身のサービスゲームで74%のポイントを獲得すると、試合を通して1本しかブレークピンチに直面しなかった。「特にリードされた時、サーブが良かった。」
さらにマレーは「コートでは風が強くて、トリッキーでした。彼はコートの後方から良いボールを打っていましたが、良く返球できました。だけどストレート勝ちでしたから、このことには感謝したいと思います。次の試合に向けて、修正するべきこともあります。」と試合を振り返った。
地元の期待を背負うマレーは、3回戦でI・リュビチッチ(クロアチア)と対戦する。元世界ランク3位のリュビチッチは、S・スタコフスキ(ウクライナ)を6-4, 6-4, 6-2のストレートで下し、3回戦に進出している。
リュビチッチとの対戦に向けてマレーは「彼はサーブが良い。そのせいで、いつも試合が難しくなります。良いリターンを心がける必要がありますが、クイーンズでは良かったです。金曜日には同じことをする必要があるでしょう。」と意気込みを語った。
ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのR・ナダル(スペイン)は、R・スウィーティング(アメリカ)を6-3, 6-2, 6-4のストレートで下し、順当に3回戦に駒を進めている。
試合を通して堅実なプレーを展開したナダルは「最初の2セットは良いプレーでしたし、特に第3セットの序盤は良かったです。とても攻撃的でしたし、良い感覚でした。しかし、第3セット第4ゲームでブレークバックを許した後は、すこしタフな展開になりました。」と試合を振り返った。
また、初めて屋根が閉められたセンターコートで試合を行ったナダルは「いつもよりコートが滑るような気がしました。中は湿気がこもっていました。それが雰囲気によるものなのか、試合前に雨が降っていたせいなのかは分かりません。」と感想を述べている。
この他の試合の結果は以下の通り。
T・ベルディフ(チェコ共和国) (6) ○-× J・ベネトー(フランス), 6-1, 6-4, 6-2
A・ロディック(アメリカ) (8) ○-× V・ハネスク(ルーマニア), 6-4, 6-3, 6-4
G・モンフィス(フランス) (9) ○-× G・ゼミヤ(スロバキア), 4-6, 6-3, 6-3, 7-6 (9-7)
M・フィッシュ(アメリカ) (10) ○-× D・イストミン(ウズベキスタン), 7-6 (10-8), 6-4, 6-4
S・ボレッリ(イタリア) ○-× S・ワウリンカ(スイス) (14), 7-6 (7-5), 6-3, 7-6 (7-4)
G・シモン(フランス) (15) ○-× D・セラ(イスラエル), 7-6 (7-3), 6-4, 7-5
R・ガスケ(フランス) (17) ○-× I・クニツィン(ロシア), 6-1, 6-4, 6-4
R・ハース(オランダ) ○-× F・ベルダスコ(スペイン) (21), 6-3, 6-4, 4-6, 6-2
A・ボゴモロフJR(ロシア) ○-× J・I・チェラ(アルゼンチン) (25), 6-0, 6-3, 6-4
G・ミュラー(ルクセンブルグ) ○-× M・ラオニチ(カナダ) (31), 2-3, 途中棄権
L・クボット(ポーランド) ○-× I・カルロビッチ(クロアチア), 7-6 (7-2), 6-3, 6-3
F・ロペス(スペイン) ○-× R・シュトラー(ドイツ), 7-6 (7-3), 6-7 (3-7), 6-2, 6-2
また、この日は残りのシングルス1回戦3試合も行われている。その試合の結果は以下の通り。
G・ディミトロフ(ブルガリア) ○-× CM・ステベ, 7-5, 7-5, 7-6 (7-5)
K・アンダーソン(南アフリカ) ○-× I・マルチェンコ(ウクライナ), 6-7 (5-7), 7-6 (9-7), 6-4, 4-6, 6-1
D・ツルスノフ(ロシア) ○-× E・ガルビス(ラトビア), 6-3, 3-6, 7-6 (14-12), 7-6 (7-1)
今大会の優勝賞金は110万ポンド。
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