女子テニスツアーのAEGONクラシック（英国/バーミンガム、賞金総額２２万ドル、芝）は７日、シングルス１回戦８試合が行われ、第９シードの森田あゆみ（日本）が予選勝者のＡ・トムヤノビッチに6-3, 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで勝利、２回戦に駒を進めた。
世界ランク１６６位のトムヤノビッチから第１セットを先取した森田であったが、第２セットでは２度のブレークを許してしまい、セットオールに追いつかれてしまう。
天王山となった第３セット、森田は３本のブレークチャンスを生かす事が出来ず、勝敗の行方はタイブレークまでもつれることとなる。最後まで接戦となったが、結局は２１歳の森田が１８歳のトムヤノビッチを振り切り、２時間８分での初戦突破となった。
全仏オープンに続き初戦突破を果たした森田は、２回戦でＡ・フラヴァコバ（チェコ共和国）と対戦する。フラヴァコバはＪ・クレイバス（アメリカ）を6-3, 6-1で下し、２回戦に進出している。
今年４月のフェス大会以来となるツアー本戦に出場している土居美咲（日本）は、Ｅ・ガロビッツ（ルーマニア）に6-4, 6-2のストレートで勝利、２回戦に進出している。
この他の１回戦の結果は以下の通り。
Ｙ・シュウェドワ（カザフスタン） (11) ○-× 鄭潔（中国）, 6-2, 7-5
Ｎ・ブローディ ○-× Ｃ・ガルシア（フランス）, 6-2, 6-7 (5-7), 6-4
Ｃ・マーケイル（アメリカ） ○-× Ａ・ロディオノワ（ロシア）, 3-6, 7-6 (9-7), 6-2
Ｃ・デラクア（オーストラリア） ○-× Ｓ・ザラボバ（チェコ共和国）, 7-5, 7-6 (7-5)
Ｔ・パスゼック（オーストリア） ○-× Ｓ・ミルザ（インド）, 6-3, 4-6, 6-2
またこの日はシングルス２回戦４試合も行われており、予選から勝ち上がってきたＡ・ロディオノワが第１シードのＫ・カネピ（エストニア）を6-4, 6-2のストレートで破る波乱が起きている。
この他の２回戦の結果は以下の通り。
Ｍ・ルチッチ（クロアチア） ○-× Ｒ・ビンチ（イタリア） (5), 6-7 (2-7), 7-6 (7-4), 7-5
Ａ・レザイ（フランス） (8) ○-× Ｏ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ）, 7-5, 途中棄権
Ｍ・リバリコワ（スロバキア） (14) ○-× Ｃ・バンデウェイ（アメリカ）, 6-2, 6-1
今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。
（2011年6月8日11時50分）
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