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国際テニス連盟(ITF)は2010年度の年間チャンピオンを発表し、男子シングルスではR・ナダル(スペイン)、女子シングルスではC・ウォズニアキ(デンマーク)を選出した。24歳のナダルは今回で通算2度目の受賞、一方のウォズニアキは初受賞となった。
ダブルス部門では、男子でB・ブライアン(アメリカ)とM・ブライアン(アメリカ)のブライアン兄弟が通算7度目の受賞。女子ではG・ドゥルコ(アルゼンチン)とF・ペネッタ(イタリア)が初受賞となっている。
また車いすテニス部門では、男子で国枝慎吾(日本)が4年連続4度目、女子ではE・フェルヘールが11年連続となる受賞となっている。
今回選出されたチャンピオン達は、来年5月31日、全仏オープン期間中にパリで行なわれるチャンピオンズ・ディナーにおいて、2010年シーズンのチャンピオンとして表彰される。
ナダルは今季、USオープンを初制覇し史上7人目となる生涯グランドスラムを達成したばかりか、全仏オープンで5度目、ウィンブルドンで2度目となる優勝を飾るなどしR・フェデラー(スイス)から世界ランク1位の座を奪取している。
今回の受賞に関しナダルは「2度目となるITF世界チャンピオンになれて、光栄です。大変だった2009年シーズンの後、再び世界ランク1位になり、USオープンでも優勝できて夢のようです。自分のゴールは、常に成長を続け、昨年よりも良い選手となることなのです。」とコメントしている。
20歳のウォズニアキは、M・ヒンギス(スイス)、M・セレス(アメリカ)、S・グラフ(ドイツ)に続き史上4番目に若いチャンピオンとなった。今季のウォズニアキはメジャータイトルこそなかったものの、ツアーで最も堅実に勝ち星を重ね、東レ・パン・パシフィック・オープンを含む6大会でタイトルを獲得した。
初のチャンピオンとなったウォズニアキは「ITF世界チャンピオンに選出されて、なんと光栄なことでしょう。これまでのチャンピオン達と名前を並べることを、本当に誇りに思います。2010年は素晴らしい年でしたし、来シーズンをより良くするためにトレーニングに励んでいます。パリでのセレモニーが待ちきれないです。」と喜びのコメントをしている。
26歳の国枝は、4年連続で世界ランク1位の座を守り抜いた。今季は全豪オープン、全仏オープン、そしてUSオープンのシングルスでタイトルを獲得している国枝は、シーズン通して6大会で優勝を飾っている。NECマスターズで3年間に及ぶ連勝記録を106でストップされた国枝であったが、ツアーでの圧倒的地位を揺るがすには至らなかった。
国枝は「4年連続で世界チャンピオンになることができて、とても光栄です。サポートしてくれた全ての人たちのおかげで、達成することとが出来ました。このまま練習を続け、もっとテニスを向上させていきたいです。」とコメントしている。
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