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女子テニスツアーの広州国際女子オープン(中国/広州、賞金総額22万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのJ・グロス(オーストラリア)がM・カメリン(イタリア)を6-0, 6-2のスコアで一蹴し、準決勝に駒を進めた。
カメリンに6本のブレークポイントを握られたグロスだったが、そのうち5本をしのぎ、今季2度目の準決勝進出を決めた。土曜日の準決勝ではキャリア初のツアー決勝進出を目指す。
試合後、グロスは「タフな試合だった。とても暑くて湿気が多く、プレーするのは簡単ではなかった。また彼女(カメリン)が出だしで少しつまづいていたので、第1セットを簡単に奪うことができた。でも第2セットはタフだった。そのような状況下で勝ててうれしい。」と話した。
今大会でWTAツアーでは初めて第1シードとなった23歳のグロスは、「第1シードであることを証明しようと努力している。でも毎試合が同じという訳ではないから、ベストを尽くしてプレーするだけ。今のところそれが功を奏しているわ。決勝にはぜひ進みたい。だから一生懸命プレーして、あと2試合がんばるつもり。」と力強く話した。
そのグロスは準決勝でE・ガロビッツ(ルーマニア)と対戦する。ガロビッツは準々決勝でX・ハンを3-6, 6-2, 6-4のスコアで振り切っての勝ち上がり。
ドローの他の山では、地元期待のS・チャン(中国)が元世界ランク27位のS・ミルザ(インド)を6-4, 1-6, 6-4で下し、準決勝進出を決めた。チャンは準決勝でA・クドリャフツェワ(ロシア)と対戦する。クドリャフツェワは準々決勝でK・ペルバク(ロシア)に6-3, 6-1で圧勝しての勝ち上がり。
会場に詰めかけたファンの声援に応えたチャンは「準決勝に進めてワクワクしている。信じられない。今日の勝利にはとても満足している。均衡した試合だったけど、集中力を切らさず、大切なポイントを奪うことができた。」と接戦を振り返った。
ダブルスでは準決勝が行われ、ハン/W・リュー組がJ・ルー/Y・シュー組を下し、ツアー初の決勝進出を決めている。ハン/リュー組は決勝で、ガロビッツ/ミルザ組とO・サウチュック(ウクライナ)/T・タナスガーン(タイ)組による準決勝の勝者と対戦する。
今大会のシングルスの優勝賞金は3万7000ドル。
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