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男子テニスツアーのファーマーズ・クラシック(アメリカ/ロス・アンゼルス、賞金総額61万9500ドル、ハード)はUCLA内のロサンゼルス・テニスセンターで金曜日に準々決勝を行い、昨年覇者で第2シードのS・クエリー(アメリカ)がR・シュトラー(ドイツ)を6-2, 3-6, 7-6 (7-4)で振り切り、ベスト4進出を決めた。
クエリーは試合を通じてサービスに苦しんだが、勝負どころのファイナルセットのタイブレークではサービスをきっちり決め、大接戦を制した。クエリーはウィンブルドン後に休養をとっており、それがサービスの不調に影響したようだ。この試合でのダブルフォルトは9本を数えた。
試合後の会見でクエリーは「今の自分のサービスはひどい。膝の曲げとラケットの振りが安定していない。日々、良くなってはきているけどね。足の動きでカバーしている感じだね。」と話した。
また、この日の準々決勝では日差しが強く、両選手に悪影響を及ぼしたようだ。シュトラーは「日差しがいつも目に入ってきた。」と話している。
今大会で最年長のシュトラーは、第3セットで2度、サービスをキープすれば勝利という場面を迎えたが、いずれもチャンスを活かせなかった。タイブレークでは大事な場面で3本のミスを犯し自滅した。最後はシュトラーがバックハンドをミスし、試合に終止符が打たれた。
シュトラーは「タイブレークでは少し守りに入ってしまった。」と振り返っている。
今シーズン、すべて異なるサーフェスで3度の優勝を飾っているクエリーは、これで今季の準々決勝での戦績を6勝0敗とした。そのクエリーは準決勝で第6シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦する。ティプサレビッチは準々決勝で第3シードのM・バグダティス(キプロス)を6-3, 7-5で退けての勝ち上がり。
一方、ドローの他の山では、元世界ランク4位のJ・ブレーク(アメリカ)が第4シードのF・ロペス(スペイン)と対戦、6-3, 6-7 (6-8), 4-6で惜敗し、ベスト4入りはならなかった。
主催者推薦で出場のブレークは3月のマイアミ大会後、膝の故障のため、ヨーロッパでのクレーシーズンをスキップしていた。その後、芝のイーストボーンとウィンブルドン、そして先週行われたアトランタ大会で3大会連続での初戦敗退、という苦杯をなめた。しかし今大会のブレークは復調の兆しをみせ、2月以来のATPツアー・ベスト8入りを決めていた。
勝ったロペスは準決勝で第1シードのA・マレー(英国)と対戦する。世界ランク4位のマレーは、A・ファリャ(コロンビア)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで下してのベスト4進出。
今大会の優勝賞金は11万1950ドル。
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