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女子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額22万ドル、ハード)は24日にシングルス2回戦4試合を行い、森田あゆみ(日本)が主催者推薦のヤン・ツー(中国)を6-2, 6-1と1時間13分のストレートで退け、ベスト8進出を決めた。
森田は10回握られたブレークポイントを9回しのぐなどスコア以上に内容的には厳しい試合だったが、相手のサーブを6回もブレークするなど終始試合をリード。第1サーブも75%の確率で入れるなど、大事な時にサーブが有効に決まった。
試合を振り返って森田は「今日は何回も相手のゲームポイントや自分のサービスゲームで0-30になったりともっとゲームを取られそうな場面がたくさんありましたが、そういう場面でファーストサーブが率良く入り落ち着いてしっかりやるべきことが出来ました。今大会の1、2回戦では取りたいときにしっかりファーストサーブが入っているので少し進歩しています。」と、今大会でのパフォーマンスに合格点をあげていた。
準々決勝ではT・マレック(ドイツ)とC・シーパース(南アフリカ)の勝者と対戦する。マレックは1回戦で、第2シードのN・リー(中国)を下す金星で2回戦に進出していた。
この日、第1シードのE・デメンティエワ(ロシア)がB・ヤヴァノウスキを6-2, 6-3のストレートで、第4シードのA・クレイバノワ(ロシア)がA・クドリャフツェワ(ロシア)を6-7(4-7), 6-3, 6-4の逆転で下し、順当に準々決勝へ駒を進めた。
デメンティエワは「今日は午後6時からの試合で幸運だった。暑さも和らいでいる時間だけど、それでもかなりの湿度で集中することが大変だった。明日は試合がないので他の試合を観戦して、もっとこの気候に慣れることができならと思っている。」と、高い気温と湿度にまだ慣れていないようだった。
「この暑さはとても厳しかったし、今日試合をしたみんなが同じだった。ベストなプレーはできなかったけど、第1セットが終わってからは集中力を高めて、安定したプレーをしてきた対戦相手に何とか勝利することができた。」とクレイバノワは試合を振り返っていた。
ベスト4入りをかけて、デメンティエワは第7シードのM・リバリコワ(スロバキア)とN・レートチーワカーンの勝者と、クレイバノワはE・イバノワ(ロシア)を6-2, 6-2で倒したA・ロディオノワ(ロシア)とそれぞれ準々決勝を行う。
この日、ダブルス1回戦に主催者推薦で出場の瀬間友里加(日本)が登場。クルム伊達公子(日本)と同い年のY・バスキと組んだ瀬間は、第2シードの鄭潔(中国)/Y・チャン(台湾)組を迎え打ったが、1-6, 6-3, [3-10]の接戦で敗れ、初戦突破とはならなかった。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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