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全仏オープン準々決勝でF・ゴンサレス(チリ)に敗れたA・マレー(英国)は、母国で行われる伝統あるウィンブルドンでの地元優勝の期待に応えるために、すでに来週開催され芝の大会の会場で練習を開始した。
現在世界ランク3位のマレーは、これまでクレーではほとんどと言っていいほど、成績を残せていなかった。彼本人もトップ2の壁を破るには、そのクレーでの攻略が鍵だと語っていた。全仏の準々決勝で敗退するも初のベスト8入りは満足の行く結果だったようだ。
「今シーズンのここまでの成績は、テニス人生で最高のものになっている。今年はこれまでのどの年よりたくさんの勝利をクレーで上げられた。過去のクレーでの勝利の約2倍の勝利を今年だけのクレーシーズンで上げられたと思う。気分が滅入って芝のシーズンへ行くことは全くないし、かなり自信を持って臨める。」と、イギリス人念願のウィンブルドン優勝へ気持ちも高ぶっている。
クレー攻略として全仏オープンで準優勝を飾ったことのあるA・コレチャをコーチに雇い、モンテカルロではベスト4、マドリッドと全仏でベスト8と、いずれも上位進出を果たした。
「準々決勝のゴンサレス戦の敗戦だって、それで気持ちが落胆するようなことにはなっていない。このまま技術を向上して来週からまたプレーを高めて、芝のシーズンでも良い結果が出せることを期待したい。」
短い芝のシーズンの最後を飾るのが、長い歴史と伝統を誇るウィンブルドン。4度のベスト4入りを果たしたかつてのイギリスのエース、T・ヘンマン(英国)も地元優勝を達成できずにテニス人生に終止符を打った。入れ替わるかのように現れたマレーは、ヘンマンが記録した最高位の世界ランク4位を越える3位にまで上昇している。
苦手のクレーシーズンが終わった今、すでに母国イギリスへ戻り、来週開催されるAEGON選手権の会場であるクィーンズ・クラブで芝の感触を味わい始め、順調な調整を見せている。
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