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男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、賞金総額199万5000ユーロ、クレー)は大会初日の20日、元世界ランク1位でクレー巧者のJ・C・フェレーロ(スペイン)がI・クニツィン(ロシア)に5-7, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、早くも大会を後にした。
先々週のカサブランカで、2003年10月以来となるツアー優勝を飾ったフェレーロは、それが復活のきっかけになるかと思われたが、主催者推薦で出場した今大会の1回戦では、世界ランク38位のクニツィンに4度のブレークを許し、自身では3度しかブレークバックができずに、初戦で姿を消すこととなってしまった。
クニツィンは第7シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と2回戦で対戦する。今大会上位8シード選手は1回戦が免除されており、2回戦からの登場となる。
この日に登場したシード勢は全て2回戦進出を決めた。第10シードのN・アルマグロ(スペイン)はV・ハネスク(ルーマニア)との試合で、3-6, 7-6 (9-7), 2-2となったところで、ハネスクが痙攣を起こして試合続行が不可能となり勝利を手にした。アルマグロは第2セット、ハネスクに握られた2度マッチポイントを何とか振り切ると、タイブレークの末にフルセットへ持ち込むことに成功しての勝利だった。
同じく第15シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)もM・バッサロ=アルグエッロ(アルゼンチン)に5-2とリードしたところで、バッサロ=アルグエッロの腰痛が悪化し棄権を申し入れての勝利だった。第12シードのI・アンドレエフ(ロシア)はA・セッピ(イタリア)を6-3, 3-6, 7-5のフルセットで退けて初戦を突破した。
アルマグロはT・ベルッチ(ブラジル)を6-2, 3-6, 6-4で下したJ・I・チェラ(アルゼンチン)と、ベルディフはO・エルナンデス(スペイン)とE・シュワンク(アルゼンチン)の勝者と、アンドレエフはM・ジケル(フランス)を6-3, 6-4で倒したA・マルティン(スペイン)と、それぞれ2回戦を行う。
今大会の第1シードは、先週のモンテカルロ・マスターズで史上初の5連覇を成し遂げたR・ナダル(スペイン)で、この日の1回戦でルー・イェンスン(台湾)を6-2, 6-1で圧倒したF・ジル(ポルトガル)と2回戦で顔を合わせる。以下、第2シードがF・ベルダスコ(スペイン)、第3シードがN・ダビデンコ(ロシア)、第4シードがD・フェレール(スペイン)、第5シードがF・ゴンサレス(チリ)、第6シードがT・ロブレド(スペイン)、第7シードがナルバンディアン、第8シードがS・ワウリンカ(スイス)と続く。
その他の試合結果は以下の通り。
S・ベントゥーラ(スペイン) ○-× M・グラノジェルス(スペイン), 7-6 (7-3), 6-3
P・スタラーチェ(イタリア) ○-× E・ガルビス(ラトビア), 4-6, 6-3, 6-3
J・アカスーソ(アルゼンチン) ○-× D・セラ(イスラエル), 6-4, 7-5
M・ククシュキン ○-× P・リバ(スペイン)=マドリッド, 6-2, 7-6 (7-5)
J・ティプサレビッチ(セルビア) ○-× A・モンタネス(スペイン), 6-4, 7-6 (7-1)
C・ロクス(ベルギー) ○-× N・デヴィルダー(フランス), 6-4, 6-4
今大会の優勝賞金は28万6000ユーロ。
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