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今日から19日にかけて開催されるバルセロナ女子オープン(スペイン/バルセロナ、賞金総額22万ドル、レッドクレー)。トーナメント・ディレクターの1人は今年で3年目となるA・サンチェス=ビカリオ(スペイン)である。過去にグランドスラムを4度制している彼女は、ディレクターとしても手腕を発揮しており、今年は例年にない豪華な顔ぶれを揃えた。
第1シードは19歳で世界14位のA・コルネ(フランス)。2008年にトップ50圏外からトップ20入りを果たした、注目の成長株だ。昨年7月にはブダペストのレッドクレーの大会でツアー初優勝を飾っている。同じく若手でライバルのC・ウォズニアキ(デンマーク)、V・アザレンカ(ベラルーシ)、そしてA・ラドワンスカ(ポーランド)らがトップ10入りに近づいている中、クレーを得意とするコルネは今大会で優勝して、一歩、先を行きたいところだ。
第2シードはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のF・ペネッタ(イタリア)。27歳のペネッタはトップ20の常連で、2007年の今大会ではベスト4入りしている。ツアーでは通算6勝しており、そのうち5勝はレッドクレーという、クレーコートのスペシャリスト。優勝にも期待がかかるが、1回戦の相手はP・クヴィトバ(チェコ共和国)で、1月のホバートの大会でツアー初優勝している、若手の注目株。接戦が予想される。
第3シードは地元期待のA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)。メディーナ=ガリゲスはクレーを得意としており、ツアー通算8勝のうち7勝をレッドクレーであげている。先週のスペイン・マルベーリャでのアンダルシア・テニス・エクスペリエンス(レッドクレー)でもベスト4入りを果たした。しかし1回戦の相手は過去に世界ランク7位になったことがある強豪N・バイディソバ(チェコ共和国)で、初戦から厳しい試合を強いられそうだ。
第4シードはK・カネピ(エストニア)。カネピは昨年の全仏でグランドスラム大会初のベスト8入りを決め、その後、ジャパン・オープンでは準優勝、ドバイの大会ではJ・ヤンコビッチ(セルビア)を下して4強入りを果たした。ツアー優勝はまだなく、今大会でそろそろ初優勝をあげたいところ。
以下、第5シードはC・スアレス・ナバロ(スペイン)。スアレス・ナバロは先週のアンダルシア・テニス・エクスペリエンスで準優勝を飾っており、勢いに乗っている。昨年覇者のM・キリレンコ(ロシア)は第6シードに入った。第7シードはS・エラーニ(イタリア)で、第8シードがS・シルステア(ルーマニア)となっている。
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