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男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセルの男子部門（メキシコ/アカプルコ、賞金総額１２２万６５００ドル、クレー）は２７日、シングルス準決勝が行われ、第４シードのＮ・アルマグロ（スペイン）が、Ｍ・バッサロ=アルグエッロ（アルゼンチン）に6-4, 6-4で勝利、決勝進出を決めた。

世界ランク２１位のアルマグロは、今大会のディフェンディング・チャンピオンであるが、昨年の７月に受けた手の手術以来、思うような成績が残せておらず、今大会２回戦でもＰ・スタラーチェ（イタリア）に大苦戦を強いられていた。

この日の試合でアルマグロは、６本のサービスエースを決めると、３度のブレークに成功し、１時間３９分で勝利を収め、大会２連覇に王手をかけた。

もう一方の準決勝では、第２シードのＧ・モンフィス（フランス）がＪ・アカスーソ（アルゼンチン）に6-3, 6-4のストレートで勝利、今季初となるツアー決勝進出を決めている。

世界ランク１０位のモンフィスは、この試合で１１本のサービスエースを決めるなどし、アカスーソに１度もサービスブレークをされることなく、逆に各セット１度ずつのブレークに成功し、１時間２４分で決勝への切符を手に入れた。

２２歳のモンフィスは、２００５年以来となるツアータイトル獲得を目指す。

今大会の優勝賞金は３０万ドル。