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ジョコビッチ、フェデラーが3回戦へ◇全豪オープン

テニスのグランドスラム大会である全豪オープン(オーストラリア/メルボルン)は大会3日目の21日、男子シングルス2回戦が行なわれ、前年度覇者で第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)のほか、第2シードのR・フェデラー(スイス)らが3回戦に勝ち上がった。

世界ランク3位のジョコビッチは、同ランク68位のJ・シャーディ(フランス)を7-5, 6-1, 6-3のストレートで下した。第1セット第12ゲームでブレークに成功し、セットを先取したジョコビッチは、続く第2セットでは第4ゲームでブレークに成功し3-1とリードすると、その後の3ゲームを連取、2セットアップとする。

そして第3セット、わずか23分で4-0と大きくリードしたジョコビッチは、5-2の時点で自らのサービスゲームを迎えたが、これをブレークされてしまう。しかし、続くシャーディのサービスゲームをブレークしゲームセット、3回戦に駒を進めた。

前哨戦で不本意な成績しか残せなかったジョコビッチだが、ここにきて調子が上がっていることを前向きにとらえているようだ。「どんどんプレーが良くなってきていて、とてもやる気が出てくる。今日は本当にステップアップしたし、特に第2、第3セットでは良いプレーが出来た。」

初めてディフェンディング・チャンピオンとして四大大会に出場しているジョコビッチは、3回戦でA・ディリック(アメリカ)と対戦する。ディリックは、第28シードのP・H・マチュー(フランス)を1-6, 3-6, 6-3, 7-6 (7-3), 9-7の大逆転で下しての3回戦進出。

そのディリックについてジョコビッチは、「僕は誰も過小評価していない。彼は3回戦に進出する実力がある。ビッグサーバーでもあるね。2007年のウィンブルドンで対戦した時は、本当に接戦だった。だからこの3回戦でも同じようになると思う。」と全く油断しない構えをみせた。

一方のフェデラーは、予選から勝ち上がってきたE・コロレフ(ロシア)を6-2, 6-3, 6-1と、わずか1時間27分で下し、2000年の初出場から10年連続での3回戦進出を決めた。

1回戦で元世界ランク1位のC・モーヤ(スペイン)を下したコロレフだったが、この日は同じく元王者のフェデラー相手には同様には行かなかったようだ。

第1セット序盤で2度のブレークに成功したフェデラーは、5-1とリードしたところでサービスゲームを迎えたものの、コロレフにブレークを許してしまう。しかし、続くゲームでフェデラーは、このセット3度目のブレークに成功し、このセットを先取する。

第2セットはお互いにサービスキープが続いたが、第8ゲームをブレークしたフェデラーが取り、2セットアップとリードを広げる。そして第3セット、フェデラーがいきなり4-0とリードすると、コロレフは第5ゲームをキープするのが精一杯であった。

この日の勝利によりB・ベッカー(ドイツ)を抜き、グランドスラム大会勝利数の歴代7位にランクされることとなったフェデラーは、3回戦でM・サフィン(ロシア)と対戦する。第26シードのサフィンは、G・ガルシア=ロペス(スペイン)を7-5, 6-2, 6-2で下しての勝ち上がり。

サフィンとの対戦についてフェデラーは「良い試合になると思うよ。僕らには何回も対戦している歴史がある。グランドスラムでも対戦したし、いくつか良い試合があったし、デビス・カップでも対戦したことがある。彼は僕と同じ、元世界1位で元グランドスラム覇者だ。興味をそそるカードだね。」とコメントした。

一方のサフィンは、「僕らはお互いを良く知っている。彼は僕に対する戦略を知っているし、僕も彼に対する戦略を知っている。残念ながら、彼にはそんなに勝っていないけれど、次の対戦を楽しみにしているよ。僕には失うものはない。行くだけ行って、何が来てもそれだけさ。」と語った。

この日の波乱の立役者は、世界ランク61位のルー・イェンスン(台湾)。第10シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と対戦したイェンスンは、6-4, 5-7, 4-6, 6-4, 6-2で逆転勝利を収めた。

この他の試合の結果は以下の通り。

A・ロディック(アメリカ) (7) ○-× X・マリス(ベルギー), 4-6, 6-2, 7-6 (7-1), 6-2

J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (8) ○-× F・マイヤー(ドイツ), 6-1, 7-5, 6-2

D・フェレール(スペイン) (11) ○-× D・フルバティ(スロバキア), 6-2, 6-2, 6-1

S・ワウリンカ(スイス) (15) ○-× B・クライン(オーストラリア), 6-3, 6-4, 6-4

M・バグダティス(キプロス) ○-× R・ソデルリング(スウェーデン) (16), 3-6, 7-5, 6-3, 6-3

M・チリッチ(クロアチア) (19) ○-× J・ティプサレビッチ(セルビア), 6-2, 6-3, 4-6, 6-3

T・ベルディフ(チェコ共和国) (20) ○-× B・ダブル(アルゼンチン), 6-1, 6-1, 6-3

T・ロブレド(スペイン) (21) ○-× V・トロイキ(セルビア), 6-1, 6-3, 6-0

M・フィッシュ(アメリカ) (23) ○-× S・ボレッリ(イタリア), 6-4, 6-1, 7-5

F・サントロ(フランス) ○-× P・コールシュライバー(ドイツ) (32), 5-7, 7-5, 3-6, 7-5, 6-3

G・ミュラー(ルクセンブルグ) ○-× B・トミック(オーストラリア), 3-6, 6-1, 6-4, 6-2

今大会の優勝賞金は200万豪ドル。

(2009年1月22日10時44分)
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