DFSクラシック（イギリス/バーミンガム、賞金総額２０万ドル、芝）は大会２日目の火曜日、シングルス残りの１回戦と２回戦５試合が行われ、第４シードのＳ・バンマー（オーストリア）が主催者推薦で地元の声援を受けるＭ・サウス（英国）と対戦し、サウスが6-3, 7-5で金星を上げ、観客を沸かせた。
現在２２歳でランキング１５４位のサウスは、「この勝利は自信に繋がる。サーブ以外は全て好調だった。ストレートで勝ちたかったから、常に積極的にプレーができた。」と試合を振り返っていた。
この日の２回戦では、シード勢の敗退が相次ぎ、第９シードのＴ・パスゼック（オーストリア）がＴ・タナスガーン（タイ）に1-6, 0-6で完敗し、第１３シードのＡ・レザイ（フランス）もＢ・マテック（アメリカ）に1-6, 4-6で敗れた。３回戦進出を果たしたのは、第８シードのＭ・クライチェック（オランダ）と第１５シードのＥ・マカロバ（ロシア）で、クライチェックはＴ・プーチェック（ベラルーシ）を6-2, 6-1で、マカロバはＡ・クルベール（ドイツ）を6-7 (3-7), 7-5, 7-5の接戦の末に倒した。
１回戦のシード勢では、第１１シードのＣ・デラクア（オーストラリア）がＪ・ディティ（アメリカ）を7-6 (7-5), 6-2で、第１２シードのＫ・ボンダレンコ（ウクライナ）がＡ・ケタボング（英国）を6-3, 6-2で退け、２回戦進出を果たした。しかし、第１６シードのＡ・ロディオノワ（ロシア）はＣ・パン（フランス）に5-7, 6-7 (2-7)で惜しくも敗退した。
その他の１回戦の結果は以下の通り。
Ｍ・シンク（ハンガリー） ○-× Ｖ・キング（アメリカ）, 6-2, 7-6 (7-4)
Ｍ・イラコビッチ（ニュージーランド） ○-× Ｓ・デュボワ（カナダ）, 6-4, 6-4
Ｍ・ドマホウスカ（ポーランド） ○-× Ｍ・ルウテル, 6-4, 6-4
Ｐ・ツェトコフサ（チェコ共和国） ○-× Ｍ・ユアン（中国）, 6-2, 6-1
Ｎ・デシー（フランス） ○-× Ｓ・ブレモン（フランス）, 7-5, 6-2
Ｖ・ルアノ=パスクアル（スペイン） ○-× Ｍ・セケーラ（ベネズエラ）, 6-3, 6-7 (3-7), 6-1
Ｓ・ストザー（オーストラリア） ○-× Ｓ・リシキ（ドイツ）, 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は３万１千ドル。
（2008年6月11日9時56分）
岡村恭香 勝利目前からまさかの敗退 
