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ソニー・エリクソン・オープン(マスターズ・シリーズ、賞金総額377万ドル、ハード)は6日、男子シングルス決勝を行い、第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)が第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-4, 6-2のストレートで撃破、見事優勝した。ダビデンコは今季初優勝で、試合時間は82分だった。
ダビデンコは試合後、「今大会で今年ほどいいプレーができたのは初めて。またマスターズで優勝できたのは今回で2度目。とてもうれしいね。」と喜びを語った。
優勝賞金59万ドルを手にしたダビデンコは、今大会初のロシア人優勝者となった。また昨年10月のモスクワの大会以来のタイトルを獲得し、ツアー12勝目をマークした。
一方敗れたナダルにとっては、今大会通して調子がよかっただけに、残念な結果に終わった。ナダルは今季、依然として優勝から見放されている。3年前にも決勝に進んでいたが、そのときも世界王者のR・フェデラー(スイス)に敗れて準優勝だった。
ナダルは「彼(ダビデンコ)は信じられないようなプレーをしていた。成す術がなかった。」と涙をのんだ。
決勝の第1セット、早々にブレークを果たしたダビデンコだったが、すぐにブレークバックされて試合はイーブンに。しかし第7ゲームで再びナダルのサービスをブレークし4-3とリードすると、そのまま第1セットを45分で先取した。
第2セットに入るとダビデンコ得意のストロークがナダルを圧倒、第1ゲームをブレークすると、続く第5ゲームでも再度ブレークし、4-1とリードを重ねる。
最後は2度目のマッチポイントでストローク・エースを決め、試合に終止符を打った。
ナダルは「彼(ダビデンコ)のプレーのレベルは高かった。一方、僕のプレーはあまり良くなかった。トップ選手と対戦するときは、100%のプレーではないと勝つのはむずかしいね。特にハードコートではね。ダビデンコに対しては素直におめでとうと言いたい。彼のプレーは積極的で、気持ちも乗っていたし、フォアハンド、バックハンドボレー、ドロップショット、すべて完璧だった。」と脱帽の様子だった。
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