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パシフィック・ライフ・オープン(アメリカ、カリフォルニア州インディアン・ウェルズ、女子部門賞金総額210万ドル)は15日シングルス2回戦を行い、世界ランキング2位で今大会トップシードのA・イバノビッチ(セルビア)はI・ラルカ=オラルに6-1, 5-7, 6-0で勝利を収めて3回戦進出を決めた。
第1セットは一方的な試合展開となったが、第2セットはもつれにもつれ1時間を越す長丁場に。
「第2セットでは感情的になってしまったのがよくなかった。第3セットでは、攻撃的で、重心を低く、そして動くというやるべきことをやるということに集中した。精神的なコントロールはここ最近上手くなったと自分でも思う。」と、イバノビッチはメンタルな成長を見せたと語った。
今大会はイバノビッチにとってWTA大会にトップシードで出場する2大会目。1大会目は2月のドーハだったが、そのときはかかとをいため途中棄権する残念な結果となっていた。
3回戦はT・ガルビン(イタリア)と対戦する。
第27シードで出場の杉山愛(日本)は、G・アーン(ドイツ)を2-6, 6-3, 6-1の逆転で下して3回戦進出を決めた。次は第3シードJ・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。
上位シード勢ではナイターを行った第7シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)がC・デラクア(オーストラリア)に1-6, 6-3, 4-6で敗れる波乱があった。
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