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女子国別対抗戦のフェドカップは、ワールドグループの1回戦が各地で行われ、ロシアはイスラエルに、中国はフランスに、スペインはイタリアにそれぞれ勝ち、準決勝進出を決めた。アメリカ対ドイツ戦は雨のため試合開始が遅れている。
M・シャラポワ(ロシア)のフェド・カップ初出場に沸くロシアは、敵地テルアビブでイスラエルと対戦した。1日目は1勝1敗のタイとなっていたが、2日目のリバース・シングルス第1試合でシャラポワがS・ペア(イスラエル)に6-1, 6-1の完勝、続く第2試合ではA・チャクエタゼ(ロシア)がT・オブジラー(イスラエル)を6-4, 6-2で下して3勝1敗とし、ダブルスを待たずして勝利を決めた。
「フェドカップのデビュー戦の結果には満足している。これからもっと試合したい。」と、シャラポワは母国のための参戦に意欲的だ。
消化試合となったダブルスでもロシアが勝ち、4勝1敗とした。
北京で行われた中国対フランスは、1日目は中国の2勝0敗となっていたが、2日目のリバース・シングルスではV・ラッツァーノ(フランス)がN・リー(中国)を4-6, 6-2,6-4で、N・デシー(フランス)がヤン・ツー(中国)を6-3, 6-2で倒して2勝2敗のタイとなり、結果はダブルスへと持ち越された。そこで中国からは一昨年のウィンブルドン優勝ペアであるツー&鄭潔(中国)組を起用、ラッツァーノ&デシー組を7-5, 7-6 (7-5)で下して、結果3勝2敗で準決勝進出を決めた。
昨年度準優勝のイタリアはナポリでスペインを迎え撃ったが、2日目のリバース・シングルス第1試合でF・スキアボーネ(イタリア)がA・メディナ=ガリゲスに4-6, 1-6で敗れて0勝3敗となり、この時点でスペインの勝利が決まった。消化試合となった残り2戦ではイタリアが勝ち、結果はスペインの3勝2敗だった。
カリフォルニア州ラ・ホーヤで行われているアメリカ対ドイツ戦は、1日目1対1となっているが、2日目は雨のため試合開始が遅れている。
準決勝は4月26日~27日に予定されており、中国はスペインと、そしてアメリカとドイツの勝者がロシアと対戦する。
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