- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

メディバンク国際男子（オーストラリア・シドニー、賞金総額４６万５千ドル）は１０日、シングルス準々決勝を行い、８強に唯一勝ち残っていたシード選手のＴ・ベルディフ（チェコ共和国）が、地元期待のビッグサーバー、Ｃ・グシオネ（オーストラリア）に6-4, 6-7(8-10), 4-6で敗れ、第４シードとしての面目を保つことができなかった。

今大会は早いラウンドからシード選手が次々と敗れ、１回戦では第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）、昨年覇者で第３シードのＪ・ブレーク（アメリカ）、第７シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）が、２回戦では第１シードのＲ・ガスケ（フランス）、第６シードのＬ・ヒューイット（オーストラリア）が姿を消した。

世界ランク１４位のベルディフは今大会で今季初優勝を狙っていたが、グシオネの１９本のサービスエースにやられた。今大会でのサービスエース数が６０本に達したグシオネは、７本中６本のブレークポイントをしのぐなど、粘り強さも見せ、「今季は素晴らしいスタートが切れていると思うし、願わくばこのまま後２試合も勝ちたいね。」とコメントした。

世界ランク１２５位のグシオネは準決勝で、この日Ａ・カイエリ（アルゼンチン）を6-2, 6-4で下したＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）と対戦する。
先週のアデレード国際では、右足のかかと痛のために棄権したシュティエパネックだが、今大会では好調を続けており、「こんなに早く（怪我が）治って本当に嬉しいよ。今大会では、怪我を保護した上で良いプレーが出来ているし、タフな試合を３試合もものにできた。全豪オープンに向けて、完璧な準備が出来ているよ。」とコメント。

もう一方のトップハーフの準決勝では、Ｄ・ツルスノフ（ロシア）とＦ・サントロ（フランス）が対戦することになった。ツルスノフはＳ・グロージャン（フランス）に6-4, 6-2で、サントロはＥ・コロレフ（ロシア）に6-3, 6-3でそれぞれ勝利した。

今大会の優勝賞金は７万３千９００ドル。