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メディバンク国際男子(オーストラリア・シドニー、賞金総額46万5千ドル)は9日、シングルス2回戦を行い、第1シードのR・ガスケ(フランス)、第5シードのC・モーヤ(スペイン)、第6シードのL・ヒューイット(オーストラリア)らが敗れ、ベスト8に残ったシード選手は第4シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)だけとなった。
トップシードのガスケは、水曜日に敗れ去ったシード選手のうちの1人となった。ガスケはD・ツルスノフ(ロシア)に6-3, 3-6, 4-6で逆転負けした。
ガスケは、「今大会は今季初戦だった。強豪が大勢いて、1回戦に続いて2回戦でも強敵との対戦となったけど、ベストを尽くしたよ。調子はいいけど、今日のような強敵とプレーしないといけないときもある。」とコメント。
ガスケとの対戦成績を2勝0敗とした世界ランク35位のツルスノフは、同じくシード勢を破る波乱を演じたS・グロージャン(フランス)と対戦する。第8シードのF・ベルダスコ(スペイン)に6-3, 6-4で勝った世界ランク51位のグロージャンは、初出場の今大会でツアー5勝目を目指す。
元王者で第5シードのC・モーヤも、A・カイエリ(アルゼンチン)のビッグサーブに苦しみ、3-6, 4-6でストレート負けした。世界ランク18位のモーヤは、カイエリに5連勝していたが、この日は10本のサービスエースを打ち込まれて完敗した。カイエリは準々決勝で、A・セッピ(イタリア)に7-5, 2-6, 6-4で勝ったR・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦する。
そして、同大会5度目の優勝を狙っていた地元期待のヒューイットは、同胞のC・グシオネ(オーストラリア)に6-7 (4-7), 6-7 (2-7)で惜敗した。
「今日は良い試合をしていると思っていたから、(負けて)本当に腹が立っている。誰よりもいいプレーが出来いると思っていた。でも、彼には脱帽しないといけない。特に第1セットでは、大きなポイントで素晴らしいサーブを決めてきた。そのチャンスの半分は、僕が取らなければいけなかった。」とコメント。
23本のサービスエースを決めたグシオネは、「最高の試合だった。レイトンは偉大なチャンピオンで、2度のグランドスラム制覇を達成した元世界1位。その彼が何度も優勝しているこの大会で、勝つことが出来たのは計り知れないほど価値があるよ。」と喜んだ。
そのグシオネは、準々決勝では第4シードのT・ベルディフと対戦することになった。ベスト8に唯一のこったシード選手のベルディフは、G・シモン(フランス)を7-6 (7-3), 6-2で下した。
その他の試合では、1回戦でJ・ブレーク(アメリカ)を破る金星を手にしたF・サントロ(フランス)が予選勝ちあがりのS・ダルシス(ベルギー)に勝利し、E・コロレフ(ロシア)との準々決勝に進んだ。コロレフはI・ミナール(チェコ共和国)に6-2, 6-3で勝っている。
今大会の優勝賞金は7万3千900ドル。
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