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ネクストジェネレーション・アデレード国際（オーストラリア・アデレード、賞金総額４６万５千ドル）は３日、シングルス２回戦を行い、８年ぶり３度目の優勝を狙う地元のスター選手、Ｌ・ヒューイット（オーストラリア）が見事ベスト４を決めた。

今大会トップシードとして臨んでいるヒューイットはＪ・アカスーソ（アルゼンチン）を6-2, 6-2で下し、「勝ててとても良かった。彼（アカスーソ）は危険な相手だから、彼の手に流れが行ってしまうようなら、支配的なプレーをする。だから、今日は僕がレベルを上げて、彼についていくことが重要だった。」とコメント。また、「今日は序盤から積極的に行って、彼のサービスゲームで疑念を持たせることが出来たのが良かった。」と試合を振り返った。

ヒューイットは同大会では１９９８年から３年連続で決勝に進み、１９９８年と２０００年には栄冠を勝ち取った。しかし、その後は２度のベスト８進出が最高で、今大会では久々の優勝を狙う。

元王者のヒューイットが次の試合で対戦するのが、第６シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）で、この日はＥ・ガルビス（ラトビア）に6-3, 6-2で勝利した。ヒューイットとツォンガは２度目の顔合わせで、昨年６月のアルトワ選手権で対戦したときはツォンガが熱戦を制していた。

第３シードのＪ・ニエミネン（フィンランド）は予選上がりのＦ・ダンチェビッチ（カナダ）に6-4, 6-1で快勝した。昨年ツアー優勝が出来なかった２６歳のニエミネンは、今大会で２年ぶりの優勝を目指しており、準々決勝ではＶ・スペーディア（アメリカ）と対戦する。スペーディアはＭ・ズベレフ（ドイツ）に6-3, 7-5で勝利している。