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（フランス、リヨン）

リヨン・グランプリ（賞金総額６８万２５０ユーロ、インドア、カーペット）は２２日、シングルス１回戦を行い、第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）がＭ・ジケル（フランス）に4-6, 6-7(5-7)で敗れ、初戦敗退に終わった。

ロブレドは先週のマドリッド・マスターズでも初戦敗退に終わっており、これで直近の８大会中４大会で１勝も出来ずに終わったことになる。２５歳のロブレドはこの数年、同大会で良い結果が残せておらず、過去２大会で２回戦を突破できずに終わっていた。

一方、見事地元の大会で勝利を飾った世界ランク７９位のジケルは、８月のニューヘイブンでロブレドに敗れた借りを返した。２回戦では、Ａ・クレマン（フランス）とＢ・ベッカー（ドイツ）の勝者と対戦する。

また、第７シードのＮ・アルマグロ（スペイン）も6-2, 3-6, 6-7(4-7)でＭ・フィッシュ（アメリカ）に敗れ、シードダウンの餌食となった。その他の試合では、ＪＷ・ツォンガ（フランス）がＶ・スペーディア（アメリカ）に6-3, 6-4で、Ｊ・ベネトー（フランス）がＥ・ロジェ=ヴァセラン（フランス）に5-7, 6-3, 6-1で勝利し、２回戦に駒を進めた。

今大会のトップシードは世界ランク５位のＡ・ロディック（アメリカ）で、同１位のＲ・フェデラー（スイス）に敗れたＵＳオープン準々決勝以来のＡＴＰツアー参戦となる。ＵＳオープンの２週間後に行われたデビスカップ準決勝では、アメリカ代表のエースとしてシングルス２勝をあげたが、その後は膝の怪我で１ヶ月の休養を取り、先週のマドリッド・マスターズも欠場していた。
ロディックは２００５年に１度この大会に参加しており、その時は決勝でＧ・モンフィス（フランス）を下して、見事優勝を飾っている。今年は１回戦でＦ・サントロ（フランス）を迎え撃つ。

第３シードは同大会１９９７年、１９９８年ファイナリストのＴ・ハース（ドイツ）で、第４シードはＲ・ガスケ（フランス）、第５シードはＩ・リュビチッチ（クロアチア）、第６シードはＧ・シモン（フランス）となっている。

今大会の優勝賞金は９万６千ユーロ。