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（アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ）

ＵＳオープンは大会８日目の３日、男子シングルス・トップハーフの４回戦を行い、第１シードのＲ・フェデラー（スイス）、第４シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）、第５シードのＡ・ロディック（アメリカ）、第６シードのＪ・ブレーク（アメリカ）がベスト８進出を目指して登場する。

昨年男子決勝で戦ったフェデラーとロディックは、ともに勝ち進むと今年は準々決勝で対戦することになり、注目が集まっている。

フェデラーは３回戦で、アメリカ期待の若手Ｊ・アイズナー（アメリカ）と対戦。第１セットで今大会初のセットダウンを喫したが、その後の３セットを連取し、４回戦進出を決めた。次の対戦相手はノーシードのＦ・ロペス（スペイン）。

一方、今大会好調のロディックは、３回戦では元全豪オープン覇者のＴ・ヨハンソン（スウェーデン）に対して、サービスエース１９本、ウィナー４１本を放って、ストレートで勝利。４回戦では、第９シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）と顔を合わせる。

また、地元ファンの大声援を受けるブレークは、Ｆ・サントロ（フランス）と対戦した２回戦で、過去９戦全敗だったフルセットの試合を克服、初勝利をあげて波に乗った。３回戦ではＳ・クーベック（オーストリア）に１セットを奪われるものの、見事勝利して、３年連続のベスト８まで後１勝としている。ブレークは４回戦で、今季全豪オープンベスト４、第１０シードのＴ・ハース（ドイツ）と戦う。

そして、昨年ベスト４のダビデンコは、７年ぶりにＵＳオープン４回戦進出となっているベテラン、イ・ヒュンタク（韓国）と対戦。ダビデンコは３回戦までの試合でまだ１セットも落としておらず、しかも６－０というセットを２回記録するなど、安定した強さを発揮している。