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(カナダ、トロント)
賞金総額245万ドル)に出場している世界ランキング1位のR・フェデラー(スイス)は、大会2日目に行なわれた1回戦でP・H・マチュー(フランス)を6-3, 6-4のストレートで下し、自身の25歳の誕生日(8月8日)を見事白星で飾った。
ウィンブルドン決勝以来となる試合に臨んだ王者フェデラーだが、この日は久々の実戦だったにもかかわらず14本のサービスエースを決めるなど終始試合の主導権を握り、対戦相手のマチューに一度もブレイクポイントを握らせずに圧勝した。試合後は、主催者側の計らいでコートに誕生日ケーキが運び込まれ、観客や大会関係者とともに25歳の誕生日を祝った。この日の勝利でハードコート連勝記録を13に伸ばしたフェデラーは、「今日は全てがうまくいった。サーブ、フォアハンド、バックハンドなど全てが良かったね。しいて言えば、フットワークに改善の余地があるってくらいかな。」と初戦を振り返っていた。フェデラーは、通称『ロジャーズ・カップ』と呼ばれるこの大会の一昨年の覇者(決勝でA・ロディック(アメリカ)に勝利)。
またこの日は、A・アガシ(アメリカ)やロディックを育てたことで知られるB・ギルバートをコーチに迎えいれたA・マレー(英国)が、第12シードのD・フェレール(スペイン)を6-2, 7-6 (6)で一蹴し2回戦進出を決めた。「(ギルバートは)もっと早く試合を決めて欲しかったんだと思う。でも勝ちは勝ち。それにトップ15にいる選手に勝利したのだから文句はないと思うよ。」マレーは、先週のワシントンDCの大会でも準優勝をおさめるなど8月に入り絶好調を維持している。2回戦ではイギリスの先輩T・ヘンマン(英国)と顔を合わせる予定でこちらも注目が集まるところ。過去に両者は1度だけ対戦しており、そのときはフルセットの末にマレーがヘンマンに勝利している。
その他の試合では、元王者のL・ヒューイット(オーストラリア)が難敵J・I・チェラ(アルゼンチン)を3-6, 6-2, 7-5の逆転で下している。ヒューイットは同大会では3回戦を突破したことがない。
主な1回戦の結果は以下の通り。
R・ナダル(スペイン) (2) ○-× N・マス(チリ), 6-3, 6-2
X・マリス(ベルギー) ○-× N・ダビデンコ(ロシア) (6), 6-3, 7-5
T・ロブレド(スペイン) (7) ○-× M・サフィン(ロシア), 7-5, 5-7, 6-2
J・ニエミネン(フィンランド) ○-× T・ガバシュビリ(ロシア), 6-4, 7-5
T・ハース(ドイツ) (16) ○-× M・ミルニ(ベラルーシ), 6-3, 6-3
K・キム(アメリカ) ○-× R・ジネプリ(アメリカ) (17), 3-6, 7-5, 6-3
D・グレメルマイヤー(ドイツ) ○-× K・フリーゲン(ベルギー), 7-6 (7-2), 6-2
J・C・フェレーロ(スペイン) ○-× P・ゴールドスタイン(アメリカ), 7-5, 6-2
D・ツルスノフ(ロシア) ○-× D・ブラッチアリ(イタリア), 4-6, 6-4, 6-4
F・べルダスコ ○-× R・ラム(アメリカ), 3-6, 6-1, 6-4
A・クレマン(フランス) ○-× A・マルティン(スペイン), 6-2, 6-1
J・ヘルニチ(チェコ共和国) ○-× N・マウー(フランス), 6-3, 6-3
リー・ヒュンタク ○-× A・ファリャ(コロンビア), 6-0, 6-7 (5-7), 6-1
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