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今週末、女子テニス国別対抗戦-フェドカップが世界各地で行われ、ワールドグループ1では4月の1回戦を勝ち抜いた4カ国が決勝進出をかけて準決勝に挑む。
世界ランキング2位のK・クレイステルス(ベルギー)と3位のJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌを擁する強豪ベルギーは、地元ベルギー・オステンド(インドア、ハードコート)でアメリカを迎え撃つ。ベルギーは初戦でN・ペトロワ(ロシア)、E・デメンティエワ(ロシア)らを揃えるロシアを下し波に乗っているものの、今回は主力のエナン=アルデンヌを欠いている。一方のアメリカも、故障を抱えるL・ダベンポート(アメリカ)、ウィリアムズ姉妹にかわり、J・クレイバス(アメリカ)、J・ジャクソン(アメリカ)、V・キング(アメリカ)、M・ワシントン(アメリカ)の4名で試合に臨む。
ランキング3位のスペインは、ホームコートとなるサラゴサ(アウトドア、クレーコート)でイタリアとの準決勝に臨む。過去5回のフェドカップ制覇を誇るスペインだが、最後に優勝カップを手にしたのは1998年のこと。今年は優勝カップ奪還に向け燃えている。A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)、V・ルアノ=パスクアル(スペイン)、L・ドミンゲス=リノ(スペイン)、M・サンチェス=ロレンソ(スペイン)といったベテランと若手の混合チームで、初戦のオーストリア戦は5-0と完勝している。対するイタリアは、1回戦で昨年準優勝のフランスを下す大金星をあげるなど波に乗っている。イタリア・チームの大黒柱として奮闘するのは今季好調のF・スキアボーネ(イタリア)で、1月にはランキングを自己最高の11位まで上昇させている。その他、F・ペネッタ(イタリア)、M・サンタンジェロ(イタリア)、R・オプランディ(イタリア)らが脇を固める。
ワールドグループ1の1回戦で敗れた4カ国は、グループ2との入替戦(プレーオフ)にまわっており、ロシアはクロアチアと、フランスはチェコ共和国と、ドイツは中国と、そしてオーストリアは日本と対戦する。
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