HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、カリフォルニア州インディアンウェルズ)
男女共催で行われているパシフィック・ライフ・オープン、女子決勝が土曜日に行われ、第3シードのM・シャラポワ(ロシア)が第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)を6-1,6-2のストレートで下し、今季初優勝を果たした。
この日、シャラポワはデメンティエワの弱点であるサーブを攻めたて、第1セットだけでも4つのサービスブレイクを奪うなどやりたい放題といった感じだった。土曜日の準決勝では、劣勢から挽回に成功したデメンティエワだったが、この日はそうはいかなかった。
勝利を決めたシャラポワは、「今日は強風でとてもタフなコンディションだったわ。こういう日は、良いテニスが出来るかどうかなんて全く分からないものなの。特にサーブのときなどは、ボールがインなのかアウトなのかすら全く分からなかったわ。」と試合を振り返っていた。昨年は準決勝で0-6, 0-6のダブルベーグルという屈辱を味わったシャラポワだったが、今年は1セットも落とさずに優勝を果たす快挙を達成した。
一方、男子準決勝では、現在同大会2連覇中のR・フェデラー(スイス)が、ノーシードから勝ち上がってきたP・スリチャパン(タイ)を6-2, 6-3のストレートで下し3連覇に王手をかけた。
フェデラーは試合後のインタビューで、「今日は最後まで堅実なテニスをすることが出来たよ。ほぼ僕の思い描くイメージどおりのプレーが出来たし、予想より楽な試合だった。」とコメント。この結果、フェデラーは今シーズンの成績を21勝1敗とし、10大会連続となる決勝進出を決めた。3連覇をかけて戦うのは、第2シードのR・ナダル(スペイン)対J・ブレーク(アメリカ)の勝者。
今大会、フェデラーは5試合で1セットを落としたのみで、相変わらずの強さを見せており、決勝についても「ナダルでもブレークでも相手が誰であろうと関係ない。僕はいつもどおりリラックスしてプレーするだけさ。ただナダルが勝ち上がってきたら、大きな出来事になるね。なぜならどちらがナンバー1かを決める戦いになるから。」とコメントしている。
ナダルと準決勝で対戦するブレークは、今シーズン絶好調を続けており来週付けの世界ランキングでは初のトップ10入りを果たす。またブレークは昨年のUSオープンではナダルを破っているだけに、どちらがフェデラーへの挑戦権を手にするか全く予想できない。ちなみにブレークは準々決勝ではI・アンドレエフ(ロシア)を6-1, 6-4で破っての準決勝進出。一方のナダルは全豪オープン準優勝のM・バグダティス(キプロス)を7-5, 6-0で退けてベスト4入り。
その他のニュース
5月13日
5月12日
【1ポイント速報】大坂なおみvsスターンズ (18時03分)
5月11日 5月10日 |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.