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(アメリカ、ネバダ州ラスベガス)
テニス・チャンネル・オープン(賞金総額38万ドル)大会2日目の火曜日は強風が吹き荒れる悪コンディションでの試合となったが、第2シードのN・キーファー(ドイツ)や第3シードのT・ロブレド(スペイン)らが順当に勝利を収め、2回戦へ駒を進めた。
全豪オープンとデビスカップを除けば、今大会が今季ツアー初参戦となるキーファーだが、この日は対戦相手であるS・サルグシアン(アルメニア)を全く寄せ付けず6-3,6-2で完勝を収めた。しかし勝利インタビューでは、「本当は勝利して喜ぶ場面なんだろうけど、今日のプレーではそうもいかない。今シーズン最初のツアー大会ということもあったし、先週体調を崩してホテルの部屋に篭りきりだったことも関係しているのかな。とにかくまだ本調子じゃないことだけは確かだね。今は、一日も早く体調が回復することを祈っていて、インディアンウェルズとマイアミにはベストの状態で乗り込みたいと思っているんだ。」と語り、体調不安を訴えていた。また今日の試合については、「風がとにかく強くて簡単な試合ではなかった。コートの立ち位置によって、向かい風になったり、追い風になったりするしすごく戸惑ったよ。でも重要なのは、そんなときでも試合に勝ったという事実さ。」と試合を振り返っていた。
一方敗れたサルグシアンは、最後まで風に翻弄され試合を終えてしまった。「風の影響をもろに受けてしまったよ。10年のキャリアの中で最悪だった。どのショットも風の影響をうけるから、ボールの下に走ったり、ボールに目を凝らしたり、いつもよりやらなくてはいけないことが多くとても難しい試合だった。敵と戦うというよりは、自分との戦いという感じだった。」と語っていた。
前日から持ち越しとなっていたR・ジネプリ(アメリカ)対P・ゴールドスタイン(アメリカ)の一戦はセットオールから再開されたが、最終セットをゴールドスタインがあっさり奪い、6-7, (4-7), 6-3, 6-1で2回戦進出を決めた。ジネプリとの対戦成績を3勝1敗としたゴールドスタインは、「今日は本当に風がひどかったね。こんな風の中じゃウィナーを打つのは難しい。僕は出来るだけ満足のいくプレーをしようとしたけれど、ロビーはそうも行かなかったみたいだね。彼は風にすごく苦しんでいるように見えたよ。」とコメント。まさかの初戦敗退を喫したジネプリは、「試合には準備万端で臨んだけれど、(強風で)とてもまともにプレーできる状態じゃなかった。インディアンウェルズとマイアミのマスターズ大会に向けて良いスタートを切りたいと思っていただけに、残念な結果に終わってしまった。もっと練習するしかないね。」と肩を落としていた。
またこの日は、第3シードのT・ロブレドも新鋭A・マレー(英国)を6-2, 6-2で下し2回戦進出を決めている。今季、サンノゼでツアー初優勝を決めた英国期待のマレーは、1999年から10年以上に渡ってT・ヘンマン(英国)が守り抜いてきたイングランド1位の座を今週譲り受けたばかりだったが、この日は悪天候に苦しみ、格上のロブレドを破ることは出来なかった。マレーは試合後、「ずっとインドアでプレーしていたから、今日の天候は厳しかったね。」と語り会場を後にした。
その他の試合では、2004年同大会チャンピオンのV・スペーディア(アメリカ)が6-3,6-2でP・キャプデビュを、ワイルドカードで出場のM・フィッシュ(アメリカ)が6-4, 7-6(7-4)でP・アムリトラジ(インド)をそれぞれ下している。またJ・ベネトー(フランス)が6-4,7-6(7-0)でR・ソデルリング(スウェーデン)を、I・カルロビッチ(クロアチア)が6-2, 6-4でD・サングイネッティ(イタリア)を退けて2回戦進出を決めている。ナイトセッションでは第5シードのJ・ブレーク(アメリカ)とP・スリチャパン(タイ)が対戦し、7-6 (7-3), 6-0のストレートでブレークが勝利を収めている。
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