女子テニスで元世界ランク1位のS・ハレプ(ルーマニア)は日本時間20日に自身のSNSを更新し、コカインの陽性反応が確認された男子元世界ランク13位のN・キリオス(オーストラリア)をめぐるものとみられる意味深な投稿を行った。
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31歳のキリオスは19日、テニスの不正を監視することを目的とした機関であるITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)から暫定的な出場停止処分を科された。6月に行われたバンダ・ファーマシューティカルズ・マヨルカ選手権(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)で提出した検体から、コカインの代謝物の陽性反応が確認されたという。
キリオスは同日に自身のSNSを更新し、コカインの使用を認め、「大きな過ちを犯しました。このことについて全面的に責任を負うつもりです」と謝罪した。
その後、ハレプは自身のSNSに「苦しい状況にある人に、さらに追い打ちをかけるようなことはしないでください。人生は不思議なもので、いつか立場が逆転することがあります。そしてもっと不思議なのは、起きた出来事が事故だったのか、それとも自らの選択だったのか、その違いが明らかになることです」と投稿。
キリオスの名前は挙げていないものの、薬物陽性が発表された直後の投稿だったことから、同選手を意識したものとみられている。
ハレプ自身も2022年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で採取された検体から禁止物質ロキサデュスタットが検出され、同年10月から暫定的な出場停止処分を受けた。
ハレプは意図的な摂取ではないと主張。その後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴し、2024年3月に資格停止期間は4年から9ヵ月へと大幅に短縮された。
しかし、復帰後は度重なる負傷にも苦しみ、2025年2月に現役を引退している。
自身もドーピング問題を経験したハレプが、キリオスの薬物陽性が発表された直後に投稿したことで、その内容に注目が集まっている。
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