亡き母に捧げるウィンブルドン優勝

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ノスコバ
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間12日(現地11日)、女子シングルス決勝が行われ、第9シードのL・ノスコバ(チェコ)が第10シードのK・ムチョバ(チェコ)を6-2, 5-7, 6-3のフルセットの激闘の末に下し、四大大会で初優勝を飾った。表彰式でノスコバは目に涙を浮かべ、亡き母に勝利を捧げた。

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21歳で世界ランク12位のノスコバが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は昨年のベスト16となっていた。

今大会は1回戦で世界ランク100位のE・ザイデル(ドイツ)、2回戦で同68位のC・オソリオ(コロンビア)、3回戦で第17シードのS・チルステア(ルーマニア)、4回戦で第26シードのM・キーズ(アメリカ)、準々決勝で第25シードのE・メルテンス(ベルギー)、準決勝で第12シードのM・コスチュク(ウクライナ)を下し、四大大会で初の決勝進出を果たした。

29歳で世界ランク9位のムチョバとの同胞対決となったこの日の決勝戦、ノスコバは2度のブレークに成功し第1セットを先取するも、第2セットでは先にブレークを奪い5本のチャンピオンシップポイント握りながらムチョバに逆転を許し、1セットオールに追いつかれる。

それでもファイナルセット、ノスコバは嫌な流れを断ち切り第2ゲームで先にブレークを果たすと、このリードを最後まで守り、ウィンブルドンで四大大会初優勝を飾った。

試合後の表彰式でノスコバは「信じられない気分。今日もこれまでの試合も、身体的にも精神的にもタフなものだった。今日は特にね。最後の1ポイントを取るのは本当に大変ことだ」と語った。

さらに、ノスコバは関係者に感謝を述べると、2024年に亡くなった母にも涙ながらに感謝を伝え天国にキスを送った。

「母がいなければ間違いなくここに立っていなかった。ありがとう」

「普段の私はあまり泣いたりしないけど、この2週間とても充実した時間を過ごせた。これまでの辛い日々も、嬉し涙も、流した汗も、そして血の滲むような努力も、すべてはこの瞬間のためだったんだと思う。そのすべてに価値があった。だからこの2週間のことは絶対に忘れない」

一方、敗れたムチョバは準優勝となった2023年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続き、今大会もあと一歩のところで四大大会制覇とはならなかった。


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(2026年7月12日3時28分)
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