男子テニスのビットパンダ・ハンブルグ・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は日本時間24日(現地23日)、シングルス準決勝が行われ、第3シードのA・ルブレフが第6シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)に6-1, 6-4のストレートで快勝し同大会で3度目の決勝進出を果たすとともに、マッチ通算350勝を達成した。
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27歳で世界ランク17位のルブレフは2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)で優勝を飾り17度目のツアータイトルを獲得したが、その後は不戦勝を除きマッチ2勝7敗と不調が続いていた。
そのルブレフがビットパンダ・ハンブルグ・オープンに出場するのは2年ぶり6度目。2019年に準優勝、2020年には優勝を飾っている。
今大会は1回戦で世界ランク69位のD・ジュムホール(ボスニア)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同333位のJ・エンゲル(ドイツ)を下し8強入りを果たすと、準々決勝で同45位のL・ダルデリ(イタリア)を6-1, 3-6, 6-3のフルセットの接戦の末に下し、5年ぶり3度目のベスト4進出を決めた。
一方、24歳で世界ランク30位のオジェ アリアシムは準々決勝で同40位のA・ミュレール(フランス)を7-6 (7-4), 6-7 (6-8), 6-3のフルセットの激闘の末に下しての勝ち上がり。
両者はこれまでに7度対戦しており、ルブレフから6勝1敗となっていた。
準決勝、ルブレフは18本のウィナーを放ち、1度もブレークを許すことなくブレークを重ねる。さらにルブレフは、24本のアンフォーストエラーを犯したオジェ アリアシムから3度のブレークに成功。1時間25分で勝利を収め、同大会で3度目の決勝へ駒を進めた。
また、この勝利によりルブレフはマッチ通算350勝を達成。ツアー大会では28度目の決勝進出を果たすとともに、18度目のツアータイトル獲得に王手をかけた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載されている。
「今週1番良い試合だったと思う。試合ごとに自分のプレーが良くなってきていると感じる。フェリックス(オジェ アリアシム)が前の夜に(準々決勝で)激しい試合をしていて終了が遅かったのも、多少自分に有利に働いたと思う」
勝利したルブレフは決勝で世界ランク35位のF・コボッリ(イタリア)と対戦する。コボッリは準決勝で同55位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を逆転で下しての勝ち上がり。
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