大坂なおみ 世界21位下し3回戦へ

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大坂なおみ
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女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は日本時間21日(現地20日)、シングルス2回戦が行われ、世界ランク61位の大坂なおみが第24シードのL・サムソノヴァを6-2, 6-4のストレートで破り、2年連続6度目の3回戦進出を果たした。

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両者は3度目の顔合わせ。過去の成績は1勝1敗の五分で、最後の対戦は昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)2回戦。そのときはサムソノヴァがフルセットで勝利した。

27歳の大坂は今季、1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)で決勝進出を果たすも、決勝では腹筋を痛め途中棄権し準優勝。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2試合に勝利し3回戦に進出。しかし、3回戦のB・ベンチッチ(スイス)戦では負傷が再発し、第1セット終了後に無念の棄権となった。

その後、大坂は2月の大会には出場せず回復に専念し、前週まで行われていたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)でツアー大会に復帰。しかし、1回戦でC・オソリオ(コロンビア)にストレートで敗れ初戦敗退となった。

今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク108位のY・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。マイアミ・オープンでは2022年に記録した準優勝が最高成績となっている。

2回戦、大坂は序盤、強烈なサービスと安定したストロークでサムソノヴァを寄せ付けずサービスゲームのキープを続けると、リターンゲームでは第6ゲームで0-40とブレークチャンスを掴む。1ポイントは凌がれた大坂だったが、続くポイントを取り切り、先にブレークに成功。サービスゲームではブレークを許すことなく先行する。

第2セットも主導権を握り続けた大坂は第6ゲームで先にブレークを奪う。世界ランク21位のサムソノヴァに1度もブレークを許すことなくサービング・フォー・ザ・マッチとなる第9ゲームとなったが、ここでこの試合初のブレークを許す。それでも大坂は続く第10ゲームでこのセット2度目のブレークに成功し、1時間23分で勝利した。

勝利した大坂は3回戦で世界ランク98位のH・バプティスト(アメリカ)と対戦する。バプティストは2回戦で第12シードのD・カサトキナをフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのA・サバレンカ、第3シードのC・ガウフ(アメリカ)、第6シードのJ・パオリーニ(イタリア)、第9シードのジェン・チンウェン(中国)らが3回戦へと駒を進めた。

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(2025年3月21日10時22分)
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