女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は日本時間17日(現地16日)、シングルス決勝が行われ、第9シードのM・アンドレーワが第1シードのA・サバレンカを2-6, 6-4, 6-3の逆転で破り、優勝。17歳にして「WTA1000」大会を2大会連続優勝する快挙を成し遂げた。
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世界ランク11位のアンドレーワは、先月行われたドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)でI・シフィオンテク(ポーランド)やE・ルバキナ(カザフスタン)を破り優勝。好調を維持して今大会を迎えた。
アンドレーワがBNPパリバ・オープンに出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は1回戦で敗れていたが、今大会は初戦の2回戦で世界ランク70位のV・グラチェワ(フランス)、3回戦で第22シードのC・タウソン(デンマーク)、4回戦で第7シードのルバキナ、準々決勝で第23シードのE・スビトリナ(ウクライナ)、そして準決勝では第2シードのシフィオンテクを下し「WTA1000」で2大会連続の決勝に駒を進めた。
決勝戦で対するは世界ランク1位のサバレンカ。サバレンカは準決勝で第5シードのM・キーズ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
決勝戦、第1セットでアンドレーワは4度のブレークチャンスを掴むもこれを決め切れず。逆に3度のブレークポイントのうち2度ものにされ先行された。それでも第2セットは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスの入る確率で80パーセントを記録するなど安定したサービスゲームを披露。サバレンカに1度もブレークを許さず、リターンゲームでは1度ブレークを奪い、セットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、アンドレーワはサバレンカのセカンドサービスを狙い、ストローク戦を優位に展開。3度のブレークに成功し、2時間4分で優勝を飾った。
準決勝で世界ランク2位のシフィオンテク、決勝で世界ランク1位のサバレンカを撃破したアンドレーワ。女子テニス協会のWTAによれば、WTA主催大会で世界1位と2位を破り優勝した選手では、過去40年間で最年少の選手となった。
また、17日に更新される世界ランクでは自己最高の6位に浮上することが確定。今後の活躍が大いに期待できる新たな女王が誕生した。
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