快進撃17歳 世界2位撃破しV王手

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勝利したアンドレーワ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は日本時間15日(現地14日)、シングルス準決勝が行われ、第9シードのM・アンドレーワが第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を7-6 (7-1), 1-6, 6-3のフルセットで破り、初の決勝進出を果たすとともに、WTA1000の大会で2大会連続となる優勝に王手をかけた。

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17歳で世界ランク11位のアンドレーワは、先月行われたドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)でシフィオンテクやE・ルバキナ(カザフスタン)を破り優勝。好調を維持して今大会を迎えた。

アンドレーワがBNPパリバ・オープンに出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は1回戦で敗れていたが、今大会は初戦の2回戦で世界ランク70位のV・グラチェワ(フランス)、3回戦で第22シードのC・タウソン(デンマーク)、4回戦で第7シードのルバキナ、準々決勝で第23シードのE・スビトリナ(ウクライナ)を下し準決勝に駒を進めた。

シフィオンテクとの約1ヵ月ぶりの再戦となった準決勝の第1セット、アンドレーワは両者1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークで3度のミニブレークを果たし先行する。

続く第2セットは昨年の同大会優勝者でもあるシフィオンテクに3度のブレークを許し1セットオールに追いつかれたが、ファイナルセットではアンドレーワが序盤に2度ブレークに成功しリードを広げ、最後は第9ゲームで3度目のブレークを奪い、2時間17分で決勝進出を果たした。

同大会で18歳になる前に決勝に進出するのは、M・セレス(アメリカ)(1991年・準優勝)、M・ヒンギス(スイス)(1998年・優勝)、S・ウィリアムズ(アメリカ)(1999年・優勝)、K・クレイステルス(ベルギー)(2001年・準優勝)に次ぎ、アンドレーワが史上5人目となった。

快進撃の続くアンドレーワはWTA1000で2大会連続の優勝を目指し、決勝で第1シードで世界ランク1位のA・サバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第5シードのM・キーズ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。


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(2025年3月15日11時43分)
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