錦織圭撃破の18歳「本当に光栄」

ゲッティイメージズ
フォンセカ(BNPパリバOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間16日(現地15日)、シングルス準決勝が行われ、世界ランク80位のJ・フォンセカ(ブラジル)が同76位の錦織圭を6-3, 6-3のストレートで破り決勝進出を果たした。フォンセカは試合後「子供のころ彼がプレーするのを観ていた。だから本当に光栄だし、今日勝利できてとても嬉しい」と語った。

>>【動画】強烈なフォアハンドで錦織からポイントを決める18歳フォンセカ<<

>>フォンセカら アリゾナ・テニス・クラシック組合せ<<

同大会はチャレンジャー大会ながら、優勝すると175ポイントを獲得できるハイグレードのツアー下部大会となっている。

18歳のフォンセカは先月行われたIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)で優勝し、ATPツアーが創設された1990年以降、史上10番目に若いツアー大会優勝者となり、テニス界の新星として注目を集めている。

今大会は1回戦で世界ランク102位のP・コトフ、2回戦で第4シードのJ・シュトルフ(ドイツ)、準々決勝で同93位のH・ガストン(フランス)を下し4強入りした。

35歳で元世界ランク4位の錦織との顔合わせとなった準決勝、フォンセカは7本のサービスエースを決めるなどし、ファーストサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得。試合を通じて錦織に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間7分で快勝した。

試合後のオンコートインタビューでフォンセカは「彼(錦織)とコートを共有できてただただ光栄だ。もちろん子供のころ彼がプレーするのを観ていた。だから本当に光栄だし、今日勝利できてとても嬉しい」と語った。

勝利したフォンセカは決勝で世界ランク82位のA・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは準決勝で第1シードのN・ボルジェス(ポルトガル)を下しての勝ち上がり。


【最大70%OFF】テニスウエア&シューズ
■売り尽くしSALE開催中>


■関連ニュース

・激レア!喜ばない男、勝利に喜び爆発
・綿貫 陽介 快進撃の影に新コーチ
・錦織 圭 今月あと3大会出場へ

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2025年3月16日8時59分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)