30歳で悲願のツアー初優勝

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マルコス・ギロン
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は日本時間22日(現地21日)、シングルス決勝が行われ、第2シードのM・ギロン(アメリカ)が第3シードのA・ミケルセン(アメリカ)を6-7 (4-7), 6-3, 7-5の逆転で破り、ツアー大会初優勝を飾った。

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30歳のギロンは今大会、初戦となる2回戦でB・ペール(フランス)、準々決勝で予選勝者のA・ボルト(オーストラリア)、準決勝で第4シードのC・ユーバンクス(アメリカ)を下し、2月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)に続き今季2度目の決勝進出を決めた。

決勝戦の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。1-5とリードされたギロンは2度のセットポイントを凌ぐも3度目をものにされ先行を許す。

それでも続く第2セット、第3ゲームで2度のブレークポイントを凌いだギロンは直後の第4ゲームでブレークに成功。このリードを守り切りセットカウント1-1に追いつく。

迎えたファイナルセット、第6ゲームで1度ブレークポイントを凌いだギロンは第10ゲームではマッチポイントとなるブレークポイントもセーブ。すると直後の第11ゲームでブレークに成功し2時間37分に及ぶ激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにギロンのコメントを掲載しており「遅くてもやらないよりはまし。僕は成し遂げた。感謝したい人はたくさんいる。人生で彼らに出会えたことはこれ以上ないほど幸運だよ。家族、コーチ、友人にね。このことは私にとって本当に特別なことだし、長年にわたる彼らの助けとサポートも特別だよ」と語った。

「正直に言って、彼(ミケルセン)にとって信じられないトーナメント、信じられない試合だった。19歳だなんて信じられない。一緒に練習してきたし、コート上で彼はとても成熟していて、とても上手い。明るい未来があるよ。今のうちに勝ててうれしいね」

なお、ギロンがツアー大会で優勝するのはこれが初。これまで2022年のサンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、ATP250)と今年のダラス・オープンでの準優勝が最高成績となっていた。


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(2024年7月22日22時02分)
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