元世界5位「ゼロから再開」

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ウジェニー・ブシャール
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は25日にシングルス予選決勝が行われ、世界ランク285位のE・ブシャール(カナダ)が同147位のE・マンドリック(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで破り、本戦出場を決めた。

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元世界5位のブシャールは今月のコルサニーサス・カップ(コロンビア/ボゴタ、クレー、WTA250)で2回戦敗退となった。

29歳のブシャールが同大会に出場するのは5度目で、最高成績は2017年のベスト8進出。予選1回戦では第13シードのS・ソリベス=トルモ(スペイン)と対戦していたがブシャールの6-1, 4-1時点でソリベス=トルモの途中棄権により、ブシャールは予選決勝に進出した。

この日の第1セット、ブシャールは第2ゲームでブレークに成功したものの、直後の第3ゲームから3ゲーム連取を許す。それでも、ブシャールは第6ゲームから再び4ゲームを連取し、37分で先行する。

続く第2セット、1ゲームしか許さなかったブシャールは3度のブレークを奪い、1時間18分で勝利した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトでブシャールのコメントを紹介している。

「何度かいい試合ができた。また試合をする機会を持てたことを誇りに思う。しばらくの間休んでいたので、試合は今の私に必要なもの。ゼロから再開するようなもの」

また今の自分と以前の自分と(の違いに)どう対処していくかについて「この2つを調和させるのは難しい。まるで2つの異なるキャリアのようなもの」

「同時に長く感じられたり、そうでもなかったりする。それでも、それは私の一部であると感じられるけど、時にはずいぶん前のことなんだなあと思うこともある」

勝利したブシャールは1回戦で世界ランク149位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)と対戦する。ヤストレンスカは予選決勝で第2シードのJ・グラバー(オーストリア)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。



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(2023年4月26日18時22分)
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