高校テニス日本一の座をかけた大会、大正製薬リポビタン第４５回全国選抜高校テニス大会（福岡/博多、博多の森テニス競技場、福岡県営春日公園テニスコート、砂入り人工芝）は２３日、男子団体戦の３回戦と準々決勝が行われ、４強が出揃った。

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同大会は団体戦が２１日から２５日、個人戦が２２日から２６日にかけて行われる。団体は各対戦がシングルス３試合とダブルス２試合の計５本勝負で行われ、各校の初戦は５試合必ず実施され、２戦目以降はどちらかが３勝した時点で打ち切りとなる。

開幕日となった２１日は雨天により全試合を行えず、一部は２２日に順延して実施。そして２３日には３回戦と準々決勝が行われ、大会４連覇を目指す第１位シードの相生学院（兵庫）が第６シードの大分舞鶴（大分）を3-2で下してベスト４進出を果たした。

第２シードの柳川（福岡）と第５シードの四日市工（三重）の強豪対決となった準々決勝は四日市工が制し４強入り。また、昨年インターハイ単３位の遊川大和を擁する第４シードの関西（岡山）、２回戦で第３シードの法政二（神奈川）を破ったノーシードの佐土原（宮崎）も４強に駒を進めている。

男子団体の３回戦・準々決勝の結果、準決勝の組み合わせは以下の通り。

【男子団体戦・３回戦の結果】
(1)相生学院（兵庫）vs. (13-16)鳳凰（鹿児島）, 3-0
(9-12)敦賀気比（福井）vs. (6)大分舞鶴（大分）, 0-3
足利大付（栃木）vs. (9-12)北陸（福井）, 3-1
日大三（東京）vs. (4)関西（岡山）, 0-3
佐土原（宮崎）vs. (13-16)新田（愛媛）, 3-2
東海大菅生（東京）vs. (7)湘南工大附（神奈川）, 3-1
(5)四日市工（三重）vs. (9-12)仙台育英（宮城）, 3-0
(13-16)近畿大附（大阪）vs. (2)柳川（福岡）, 0-3

【男子団体戦・準々決勝の結果】
(1)相生学院（兵庫）vs. (6)大分舞鶴（大分）, 3-2
足利大付（栃木）vs. (4)関西（岡山）, 0-3
佐土原（宮崎）vs. 東海大菅生（東京）, 3-1
(5)四日市工（三重）vs. (2)柳川（福岡）, 3-1


関西の遊川大和[画像提供： tennis365.net]


佐土原の大岐優斗[画像提供： tennis365.net]


四日市工の本山知苑[画像提供： tennis365.net]

【男子団体戦・準決勝の組み合わせ】
(1)相生学院（兵庫）vs. (4)関西（岡山）
佐土原（宮崎）vs. (5)四日市工（三重）

また２２日からは団体戦出場校のナンバー１登録選手の５６名と都道府県別個人戦出場者４８名の男女各１０４名による、個人戦（男女シングルス）が開幕した。個人戦の優勝者は９月に行われる全米オープン・ジュニアの予選出場権を獲得することができる。

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