ナダル 18年ぶりトップ10陥落へ

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ラファエル・ナダル(2023年の全豪OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク8位のR・ナダル(スペイン)は、今月8日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP/WTA1000)の終了後にトップ10から陥落することが決定した。

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今季、ナダルは大会連覇をかけて臨んだ1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、2回戦で当時世界ランク65位のM・マクドナルド(アメリカ)にストレート負け。

この試合で左股関節付近を痛めており、今月1日には自身のSNSを通じてBNPパリバ・オープンと22日開幕のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場することを明らかにしていた。

そして、2日に行われたアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で、第3シードとして出場するT・フリッツ(アメリカ)が準々決勝で第6シードのF・ティアフォー(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下し4強入り。これによりBNPパリバ・オープン後に、ナダルがトップ10から陥落することが確定した。

現在36歳のナダルは、2005年4月25日に当時18歳で初めてトップ10入りを果たす。同年には全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で初優勝、ATPマスターズ1000で4タイトルを含むツアー11勝を飾り、世界ランキングは年初の51位から年末には2位へと飛躍を遂げた。

そしてナダルはそれ以降、約18年半もの間トップ10から陥落せず。昨年12月19日付の世界ランキングでは900週連続のトップ10入りという記録を達成していた。

【3月2日に行われたドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権とアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCの準々決勝の結果を受けての上位のランキング】

1位:N・ジョコビッチ(セルビア) 7,160ポイント
2位:C・アルカラス(スペイン) 6,780ポイント
3位:S・チチパス(ギリシャ) 5,805ポイント
4位:C・ルード(ノルウェー) 5,560ポイント
5位:フリッツ 3,795ポイント
6位:A・ルブレフ 3,540ポイント
7位:D・メドベージェフ 3,455ポイント
8位:ナダル 3,315ポイント
9位:F・オジェ アリアシム(カナダ) 3,245ポイント
10位:H・ルーネ(デンマーク) 3,231ポイント
11位:H・フルカチュ(ポーランド) 3,110ポイント
12位:C・ノリー(イギリス) 2,815ポイント

【3月2日時点でのポイントから昨年のBNPパリバ・オープン分のポイントを差し引いた上位のランキング】()内は昨年大会の結果

1位:N・ジョコビッチ 7,160ポイント(欠場)
2位:アルカラス 6,420ポイント(準決勝敗退)
3位:チチパス 5,760ポイント(3回戦敗退)
4位:ルード 5,515ポイント(3回戦敗退)
5位:メドベージェフ 3,410ポイント(3回戦敗退)
6位:オジェ アリアシム 3,235ポイント(2回戦敗退)
7位:ルーネ 3,190ポイント(2回戦敗退)
8位:ルブレフ 3,180ポイント(準決勝敗退)
9位:フルカチュ 3,020ポイント(4回戦敗退)
10位:フリッツ 2,795ポイント(優勝)
11位:ナダル 2,715ポイント(準優勝)
12位:ノリー 2,635ポイント(準々決勝敗退)

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(2023年3月3日14時53分)
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