敗退アルカラス「良い教訓」

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デビスカップでのアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は4日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)はラッキールーザーで出場した世界ランク66位のD・ゴファン(ベルギー)に5-7,3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

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8月から9月にかけて開催された全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では、C・ルード(ノルウェー)を決勝で破り優勝。史上最年少となる19歳での世界ランク1位になったアルカラス。その後は国別対抗戦のデビスカップを戦いシングルスでは1勝1敗として今大会に臨んだ。

この日、第1セットで3度のブレークを許して落としたアルカラスは第2セットでもミスを重ね、2度のブレークを奪われ力尽きた。アルカラスは試合を通して、ファーストサービスの入る確率は72パーセントとしたものの、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が48パーセントとストローク戦でゴファンに屈した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。

「彼(ゴファン)は素晴らしいプレーをしてきたし、予選から多くの試合をこなしてきた。彼もまた、多くの経験を持っているんだ。僕よりもいいプレーをしていたし、本当にアグレッシブだったよ。僕はあのプレッシャーに耐えられなかったんだ。もちろん、この試合から学び、良い教訓としなければならないけどね。見てわかるように、タフな試合だった。ツアーに復帰するのは決して簡単なことではない。彼はこのコートで2試合プレーしていた。慣れるのは簡単じゃないし、本当にコートが遅い。自信をなくすほど大変だったよ」

「このコートに早く慣れようとしたけど、できなかった。この試合では彼の方が僕より上だったね」

勝利したゴファンは2回戦で世界ランク51位のA・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場したS・ワウリンカ(スイス)を1-6, 6-2,6-3で破っての勝ち上がり。

同日には第2シードのD・メドベージェフ、第3シードのS・チチパス(ギリシャ)、世界ランク18位のK・ハチャノフ、43位のA・ブブリク(カザフスタン)らが2回戦へ駒を進めている。

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(2022年10月5日7時57分)
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