マレー 痙攣の問題を解決へ

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アンディ・マレー
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男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は1日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク50位のA・マレー(イギリス)は同115位のM・イメル(スウェーデン)に6-7 (8-10), 6-4, 1-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。試合後の会見でマレーは現在も続く痙攣の問題を解決する決意を固めたことを明かしている。

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先月、8強入りしたホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)でも痙攣に悩まされていた元世界1位のマレー。

この試合の第1セットでは互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。3度のセットポイントを掴むも活かせなかったマレーはイメルに2度目のセットポイントをものにされ先行を許す。

続く第2セット、第4ゲームで先にブレークを許したマレーだったが、直後の第5ゲームから4ゲームを連取しセットカウント1-1に追いつく。迎えたファイナルセット、疲れが見えたマレーは序盤で4ゲーム連取を許す。第5ゲームで1度ブレークを返したものの、直後の第6ゲームで3度目のブレークを許して2時間50分の熱戦の末に力尽きた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにマレーのコメントを掲載し「残念な結果になってしまった。第1セットではいいテニスができたと思うんだけどね。その後、2人とも体力的に少し苦しくなってしまった。テニスのレベルは、あまり良くなかったね」と語った。

「唯一のポジティブなことは、カナダでの大会に向けてより多くの時間が取れるようになったことだね。もし、ここ2、3大会の体調不良に対処することができれば、それはポジティブなことだと思う。明らかに今はそれに対処する必要があるよ」

また、試合中に起きる痙攣の問題については次のように言及している。

「過去2大会、僕は少し(痙攣に)悩まされてきた。チームと一緒に少し検討し、なぜそうなってしまったのか、少し変えてみる必要がある」

「コートの外や練習場でのトレーニングに関しても、もっとできることがないか、もっと違う練習方法がないか検討しなければならない。湿度も気温もそれほど高くない午前10時よりも、午後3時や4時といった暑い時間帯にトレーニングを多くスケジューリングすること。いくつか考えられることがある」

勝利したイメルは2回戦では第15シードのA・カラツェフと対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、カラツェフはこの試合が初戦となる。

同日には世界ランク67位のA・マナリノ(フランス)、同81位のJ・ドレイパー(イギリス)、同82位のD・クドラ(アメリカ)、同112位のB・ペール(フランス)らが初戦突破を果たした。




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(2022年8月3日6時47分)
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