男子テニスで世界ランク68位の
A・マレー(イギリス)は、男子プロテニス協会(ATP)のインタビューの中で、前週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制覇した
R・ナダル(スペイン)や元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)について言及した。
7日に行われたボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)シングルス1回戦で、マレーは世界ランク116位の
C・オコネル(オーストラリア)(オーストラリア)を6-4, 6-3のストレートで下し、初戦突破を決めた。
試合後、マレーは自身とナダルを比較し、2人の状況は「少し違う」と述べた。ATPは公式サイトにマレーのコメントを掲載。
「僕のモチベーションはスポーツを楽しむこと、スポーツを愛することから来ている。僕の状況は、手術をした彼(ナダル)とは少し違うんだ」
「彼は記録更新やメジャー大会での優勝を目指してプレーしていると思う。もちろん、好きでなければならないし、年齢を重ねるにつれて多少の痛みは覚悟の上でプレーしなければならない」
「僕の場合、この4、5年はそれとは全く違って、チャレンジャーをやっていて、ランキングも下がった。状況は違うけど、最終的に僕がまだプレーしている理由は、ゲームが好きだから、そして今でも最高レベルで正しく戦えると思っているからなんだ」
「ここ数年、一貫した強さを発揮できていないけど、単発的な結果ではできているんだ。復帰して以来、世界のトッププレーヤーたちを倒してきたけど、コンスタントではなかった。今は怪我もなく、たくさんの大会に出場して、すぐにそのような状態に戻れたらと思っているよ」
また、元1位のマレーは40歳で現在世界ランク50位のフェデラーについても言及し、ここ数年、膝の故障に悩まされ、昨年8月に3度目の膝の手術を行い、約10ヶ月間ツアーから離れているフェデラーの復帰を待ち望んでいる。
「ロジャー(フェデラー)がまたプレーしているところを見たい。いつ終わりが来るかわからないのが難しいところだね」
「明らかに、人々は何年もそれについて話してきた。次の世代も出てきているけど、同じような選手がグランドスラムで優勝しているし、ロジャーにはまた戦ってほしいと思っている。彼の状況はわからないけど、また競技に復帰してくれると信じている。どれくらいの期間かはわからないけど、また一緒にトーナメントを戦えることを心から願っている。長い間ね」
なお、この日勝利したマレーは2回戦で、第7シードで世界ランク42位の
A・ブブリク(カザフスタン)か先週敗れている同77位のクドラのどちらかと対戦する。
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