逆転でグランドスラム初4強

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GS初4強のジャバーとマリア
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、第3シードのO・ジャバー(チュニジア)と世界ランク103位のT・マリア(ドイツ)がそれぞれ勝ち上がり、ベスト4進出を決めた。両者は準決勝で対戦する。

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世界ランク2位のジャバーは準々決勝で、同66位のM・ブズコバ(チェコ)を3-6, 6-1, 6-1の逆転で破り、グランドスラム初の4強入りを決めた。

この日ジャバーは、2度のブレークをブズコバに許し先行されるも、第2セットでは3度のブレークを奪って1セットオールに。ファイナルセットでも3度のブレークに成功し、約1時間50分で同一戦を制した。

試合後の記者会見でジャバーは、「第2セットの最初からとてもいいプレーができたし、早い段階でブレークできたことは自信につながった。彼女(ブズコバ)との対戦は、簡単なものではなかった。でも、自分のプレーができたのでよかったと思う。第2セットではよりアグレッシブに、特に戦術的には彼女があまり好まないようなプレーができた」と語った。

一方34歳のマリアは、世界ランク97位のJ・ニーマイヤー(ドイツ)を4-6, 6-2, 7-5の逆転で破り、同胞対決を制してキャリア初のグランドスラム4強入りを果たした。

マリアは第1ゲームからブレークを許し第1セットを落とすと第2ゲームでも第1ゲームからブレークを奪われる展開に。しかしその後は3度のブレークに成功して1セットオールとすると、ファイナルセットでは2度のブレークを奪って約2時間20分でベスト4進出を決めた。

試合後、マリアは「本当にタフな試合だった。まったく新しい感覚だった。コートに立つと、かなりナーバスになっていたわ。本当に緊張していたの。でもその後は落ち着いて、自分のプレーを少し見つけられたことができた。最後には素晴らしい試合をすることができたわ。今日はドイツにとって本当にいい試合だったと思っている」と同一戦を振り返った。

なお、準決勝で対戦する両者はこれが4度目の顔合わせとなり、ジャバーの2勝1敗となっている。

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(2022年7月6日10時28分)
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