テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第21シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-4, 6-2, 7-6 (8-6)のストレートで破り、2019年以来3年ぶり8度目のベスト8進出を果たした。試合後には「ポジティブにプレーできた」と勝利を喜んだ。
>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<>>ウィンブルドン女子 組合せ<<この試合の第1セット、ナダルはファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得するとファン・デ・ザンスフルプにブレークチャンスを与えることなく先行。第2セットではサービス時のポイント獲得率が少し下がるものの、ブレークは許さず。自身は2度のブレークを奪いセットカウント2-0と勝利に王手をかけた。
第3セットでは第1ゲームでこの日初のブレークを許すも第2・第6ゲームでブレークに成功し逆転。ゲームカウント5-3で迎えた第9ゲームで再びサービスを破られるもその後のタイブレークを制し2時間21分で勝利した。
試合後ナダルは「ポジティブにプレーできたと思うよ。(第3セット)5-3で悪いゲームをしてしまったけど、難しい相手に対してとてもポジティブな試合だったね。ボティク(ファン・デ・ザンスフルプ)はこの1年で信じられないほど上達したから、この素晴らしい成長を心から祝福したい」と話した。
「個人的なことだけど、ここ数カ月いろいろなことがあった。2019年から3年間ここでプレーしていないのに準々決勝に進出できたことは、僕にとって驚くべきこと。とても、とても幸せだよ」
2008年と2010年に続く3度目のウィンブルドン制覇を狙うナダルは、準々決勝で第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは4回戦で世界ランク99位の
J・クブラー(オーストラリア)を6-3, 6-1, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、世界ランク40位の
N・キリオス(オーストラリア)と同43位の
C・ガリン(チリ)が8強へ駒を進めている。
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