MP握られるも「楽しんだ」

ゲッティイメージズ
カルロス・アルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第6シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク44位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-1, 6-7(7-9), 5-7, 7-6(7-2), 6-4のフルセットで破り、2年連続3回戦進出を果たした。試合後、アルカラスは「この瞬間を楽しもうと思った」と明かした。

>>全仏OP男子組合せ・結果<<

>>全仏OP女子組合せ・結果<<

世界ランク6位のアルカラスはこの日、2つのブレークから5ゲームを連取し、幸先よく第1セットを先行する。しかし、第2セットではタイブレークの末に1セットオールとされると、第3セットでは2度のブレークを奪われて、セットカウント1-2で逆転を許す。

第4セット、再び2度ブレークされ、第10ゲームでマッチポイントを握られたアルカラスだったが、これを凌いでブレークバックに成功。再びタイブレークに突入すると、今度は3つのミニブレークを奪ってセットカウントを2-2に。

勝負のファイナルセット、ブレークの奪い合いとなるも3度ブレークしたアルカラスが4時間半を超える激戦を制した。

試合後、ATPは同一戦を総括するアルカラスのコメントを公式サイトに掲載。次のように激闘を振り返っている。

「第4セットの終盤にマッチポイントを握られたとき、『あと1ポイントで負ける』という思いはあった。でも、ローラン・ギャロスにいるんだということを考えないようにしたんだ。この瞬間を楽しもうと思った」

「素晴らしい試合になることは分かっていたし、タフな試合になることも分かっていた。自分のレベルにはとても満足している」

「肉体的にも精神的にも、僕は強い。今日のような試合をする準備はいつでもできているよ」

勝利したアルカラスは3回戦で第27シードのS・コルダ(アメリカ)と対戦する。コルダは2回戦で元世界ランク7位のR・ガスケ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。

なお、同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのR・ナダル(スペイン)、第9シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第10シードのC・ノリー(イギリス)、第15シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)、第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第23シードのJ・イズナー(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた。



[PR]全仏オープンテニス
5/22(日)~6/5(日)
WOWOWで連日生中継!
WOWOWオンデマンド、WOWOWテニスワールドにて全コートライブ配信


■放送&配信スケジュールはこちら>


■関連ニュース

・ジョコ 西岡を賞賛「速い」
・大坂 なおみ「まだ少し痛む」
・ナダル「自信を持ち全力で」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2022年5月26日12時28分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)