キリオス 欠場ジョコに言及

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ニック・キリオス
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テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク115位のN・キリオス(オーストラリア)が同127位のL・ブロディ(イギリス)を6-4, 6-4, 6-3のストレートで破り、3年連続8度目の初戦突破を果たした。

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今月10日に新型コロナウイルスの陽性反応が出ていたキリオスはこの試合、サービスエースを21本決めるとファーストサービスが入った時に81パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間54分で勝利した。

キリオスは試合後の会見で「明らかに多くの緊張とプレッシャーがあった。1週間前にコロナウイルスに感染したことは簡単なことではなかった。1週間隔離され、理想的な準備ができなかった。でも、とても満足している。自分の対応には満足しているよ。彼(ブロディ)はタフな相手だった。でもうまく対応できてよかったよ」と語った。

また、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)についても言及。ビザ(査証)の取り消しが確定し全豪オープンを欠場することになったが、キリオスはそれ以前から擁護する姿勢を示してきた。

「僕とノバクは過去にいくつかの相違点があったと思う。でも、彼であろうと他の人であろうと、僕は同じことをしていたと思う。彼がセルビア人だからやったんじゃない。もし、他の選手であっても、自分が正しいと思うことのために立ち向かった。たまたまノバクだっただけだと思うし、なかなかいい話だっただろう」

「今、僕たちはちょっと仲の良い関係を築いているんだよ。不満があるわけではないよ。どこかでダブルスを頼もうかな(笑)」

勝利したキリオスは2回戦で第2シードのD・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは1回戦で世界ランク91位のH ・ラクソネン(スイス)を6-1, 6-4, 7-6 (7-3)のストレートで破っての勝ち上がり。

同日には第5シードのA・ルブレフ、第11シードのJ・シナー(イタリア)、第13シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)、第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)らが2回戦に駒を進めている。

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(2022年1月18日20時48分)
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