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キリオスらに侮辱発言で謝罪

オーストラリアを代表して女子水泳競技でオリンピックに出場していたドーン・フレーザーは、男子テニスで世界ランク29位のN・キリオス(オーストラリア)と同26位のB・トミック(オーストラリア)に対して自身が発した、お手本となる選手にならないのなら両親の生まれ故郷へ帰るべきなどの厳しい発言に対して素直に謝罪する見解を表した。

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77歳のフレーザーは、4個の金メダルを含め8個のメダルをオリンピックで獲得した女子水泳競技選手。

彼女は火曜日に地元オーストラリアのテレビ局のインタビューに答え、現在行われているウィンブルドンでのキリオスやトミックの短気な振る舞いに対して「この素晴らしい我々のオーストラリアと言う国の次世代の若者に対して、より良いお手本になるべき。もしそれが嫌なら、両親が生まれた場所へ帰りなさい。」と火曜日に発言していた。

オーストラリアで生まれたキリオスは、父親がギリシャで母親がマレーシアの出身。ドイツ生まれのトミックはクロアチア人の父とボスニア生まれの母の元生まれた。そしてトミックが3歳の時に家族はオーストラリアへと移住していた。

フレーザーの発言はソーシャルメディアなどで炎上。当初はその偏見などを弁解していたが、その後キリオスやトミックに対して謝罪するコメントを出していた。

「今朝私が出した、ニック(キリオス)やその家族を含め同じオーストラリアの人達に向けて侮辱に値するコメントに対して、素直に謝りたいと思います。」とフレーザーは謝罪のコメントを火曜日の午後に出していた。

フレーザーはキリオスの態度に対して、あの若さで大金と名声を手にしてしまった結果ではと問われ「もしあんな態度を続けるなら、ここオーストラリアに彼等は必要ない。」と答えていた。

20歳のキリオスはその発言に対して自身の公式ツイッターで「明らかな人種差別、オーストラリアのレジェンドなのに」と呟いていた。

キリオスの母のニルはツイッターで「ドーン・フレーザーの嫌らしい人種差別的な発言にはコメントはない。ただ彼女は言い過ぎている」と思いを呟いていた。

オーストラリアの人種差別委員会のティム・スートフォマセーン氏はナショナル・プレス紙に向けて「ドーン・フレーザーのような発言に反して、ほとんどのオーストラリア人は移住して来た人達やその子孫に対して祖国へ帰れなどと言う事はない。」と自身の見解を述べていた。

当初フレーザーは自身のコメントを肯定していた。

「もし私の発言をそのように受け取るなら、そんな受け取り方をする事を遺憾に思う。しかしながら、私自身は全くもって人種差別主義者などではない。」とメディアに語っていた。

「私が言ったのは、もし彼等がオーストラリア人としていたいと思わないのなら、両親の生まれ故郷へ帰るべきではないかと言う事。それは人種差別などではない。その発言が人種差別的に受け取られてしまっている。そんなつもりはそもそもなかった。」

フレーザーの発言は、キリオスが月曜日にR・ガスケ(フランス)の前に4回戦敗退した後に出されていた。

キリオスは第2セットで主審ともめる場面があり、その直後となる第3ゲームのガスケのサービスゲームで、リターンを故意にしないような素振りを見せた事で観客からブーイングを浴びていた。

キリオスは敗戦となったガスケ戦の最中に故意に負けるような仕草や、やる気のない素振りに反する発言を弁解せざるを得なかった。彼は大会を通して試合中に何度も主審ともめる姿が見受けられていた。

フレーザーは記者からの質問に答え、「本当にうんざり。彼がコートに立ってやる気のないプレーをするなんて。全く酷いこと。」とコメントしていた。

また彼女は、ウィンブルドンで早期敗退したトミックがオーストラリア・テニス協会へ向けて攻撃的なコメントを出した事に対しても意見を述べていた。トミックもキリオスも、その短気な振る舞いは世間に知られている。

フレーザーは現役時代、自由奔放過ぎる行動を取る選手でも知られていた。彼女は1964年の東京オリンピックでは、皇居の外に掲げられていた国旗を故意に盗んだとして逮捕されていた。しかしその後、処罰を下される事なく釈放されていた。

オーストラリア水泳協会はフレーザーに10年間の出場停止処分を下したが、のちにその処分は撤回された。

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