4強ディミトロフ「毎日楽しい」

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4強入りしたディミトロフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第23シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)を3-6,6-4,7-6 (7-2)の逆転で破ってベスト4進出を果たすとともに、「ATPマスターズ1000」100勝目を達成した。試合後のオンコートインタビューでは「毎日の生活をとても楽しんでいる」と充実感を語った。

>>BNPパリバOP男女シングルス組み合わせ<<

この試合、ディミトロフは第1セットを落としたものの、第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得。今年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、マスターズ1000)で「ATPマスターズ1000」初のタイトルを手にしたフルカチュを2時間37分で振り切った。

ディミトロフは今大会、3回戦で第16シードのR・オペルカ(アメリカ)、4回戦では第1シードのD・メドベージェフを逆転で下し8強入り。フルカチュも撃破して2019年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)以来 約2年ぶりとなるマスターズ準決勝の舞台に駒を進めた。

試合後のオンコートインタビューでは「粘り強く戦えた。第1セットが終わっても自分の距離感を見つけるのがとても難しかった。昨日(メドベージェフ戦)から少し疲れていて、休息と追い込みの時間が十分に取れなかったけど、それでも自分の中に何かがあると感じていたんだ」と語った。

「彼(フルカチュ)のサーブを少し読めるようになり、より多くのチャンスを得ることができた。僕は努力と信念を持ち続けたことが違いを生んだと思っているよ。テニスと生活の良いリズムを取り戻し、体の痛みを感じないようにしたい。目が覚めて、体がそこにあると感じることが自信につながるんだ。毎日の生活をとても楽しんでいる」

元世界ランク3位のディミトロフは準決勝で第21シードのC・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは準々決勝で第11シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。

ノリーとの顔合わせについてディミトロフは「ノリーが準決勝に進出したことに驚きはない。彼は素晴らしく、非常に良い試合をしてきた。とても危険な相手で、とても器用なんだ。僕にとって簡単な試合ではないよ」と話した。

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(2021年10月15日14時24分)
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