3時間超えの死闘制し決勝へ

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決勝進出を果たしたシュワルツマン
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は20日、シングルス準決勝が行われ、第8シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)が第12シードのD・シャポバロフ(カナダ)を6-4, 5-7, 7-6 (7-4)のフルセットで破り、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の決勝進出を果たした。

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準々決勝で第2シードのR・ナダル(スペイン)を下していたシュワルツマンは、この日のファイナルセットではシャポバロフのサービング・フォー・ザ・マッチである第10ゲームでブレークバックすると3時間15分におよんだ死闘を制した。

男子プロテニス協会ATPの公式サイトにはシュワルツマンのコメントが掲載されており「今日は、ものすごい試合だったと思う。とてもタフだったけど、勝利してとても幸せだ」と喜びを語った。

決勝では第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準決勝で世界ランク34位のC・ルード(ノルウェー)をストレートで下しての勝ち上がり。

シュワルツマンは「僕は明日2つの夢を持って戦う。1つは大会の優勝、もう1つはトップ10に入ること。100パーセント以上の力でプレーする必要がある。不可能ではない。とても難しくなるだろうけど、ジョコビッチにも勝てるかもしれない」と意気込んだ。

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(2020年9月21日7時54分)
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