テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、世界ランク350位の
錦織圭と第15シードの
B・シェルトン(アメリカ)の男子シングルス2回戦が行われたが、第1セットのゲームカウント5-5の時点で雨天により中断。その後、再開の目処は立たず順延となった。
>>錦織 圭vsシェルトン 1ポイント速報<<>>錦織 圭、ジョコビッチ、シナーら全仏OP組合せ<<34歳で元世界ランク4位の錦織は今大会にプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用してエントリー。錦織が全仏オープンに出場するのは2021年以来3年ぶり12度目で、最高成績は2015年・2017年・2019年に記録したベスト8となっている。
3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来 約2ヵ月ぶりの公式戦となった1回戦で、錦織は予選勝者で世界ランク166位の
G・ディアロ(カナダ)を7-5, 7-6 (7-3), 3-6, 1-6, 7-5のフルセットで破り、同大会で2021年以来3年ぶり11度目の初戦突破を果たすとともに、約2年9ヵ月ぶりに四大大会で白星を飾った。
そしてシェルトンと顔を合わせた第1セット、最高速度225kmを記録した強烈なサーブに序盤から苦しんだ錦織だがブレークは許さず。終盤となる第10ゲームでは15-40とされブレークポイントとなるセットポイントを握られるも4ポイント連取で凌ぎキープする。しかし、ゲームカウント5-5の時点で雨により試合は一時中断。その後も再開の目処は立たず、試合中断から約5時間が経過して順延することが決まった。
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