女子テニスの安藤証券オープン東京2024(日本/東京、ハード、ITF)は28日、シングルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク353位の
柴原瑛菜は世界ランク305位のM・イングリス(オーストラリア)に4-6, 6-3, 2-6のフルセットで惜しくも敗れ準優勝となった。
26歳の柴原はダブルスでツアー10勝を挙げており、ダブルスの最高世界ランキングは4位を記録しているが、近年はシングルスの大会にも積極的に出場している。
今季は3月の下部大会W35 スプリングテキサス(アメリカ/スプリング、ハード、ITF)でシングルス初タイトルを獲得。今月行われた第25回かしわ国際オープンテニストーナメント2024(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード、ITF)では4強入りした。
そして今大会、1回戦で予選勝者の
佐藤南帆、2回戦で第7シードのV・サビニク、準々決勝で第1シードの
E・ベクタス(アメリカ)を下し4強入りすると、準決勝では第3シードの
本玉真唯を3-6, 7-5, 6-3の逆転で破り、ITF大会で今季2度目の決勝進出を果たした。
迎えたこの日の決勝戦、柴原は第1セットを落としたものの、第2セットでは2度のブレークに成功。5本のサービスエースを決めるなどし、相手のブレークを1度に抑え1セットオールに追いつく。
しかしファイナルセットはイングリスに押し込まれ序盤から5ゲームを連取される苦しい展開に。ゲームカウント0-5から2ゲームを取り返す粘りをみせたものの、挽回及ばずフルセットで敗れ準優勝となった。
なお、同日に行われたダブルス決勝では
チャン・スジョン(韓国)/
K・ビレル(オーストラリア)組が
A・クルニッツ(セルビア)/
Ar・ロディオノワ(オーストラリア)組を7-5, 3-6,[10-8]のフルセットで下し優勝を飾った。
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