男子テニスのモビスター・チリ・オープン(チリ/サンティアゴ、レッドクレー、ATP250)は3日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
S・バエス(アルゼンチン)が第4シードの
A・タビロ(チリ)を3-6,6-0,6-4の逆転で破り優勝。前週のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)に続き、ツアー2週連続のタイトル獲得と、通算6勝目をあげた。
2022年に1つ、2023年には3つのタイトルを獲得している23歳のバエスは前週に続き決勝に進出。決勝では地元の期待を背負うタビロとなった。タビロは今大会、ダブルスを
T・バリオス=ベラ(チリ)とのペアで制しており、単複2冠をかけての決勝戦となった。
この試合、バエスは第1セットを落としたものの、第2セットは息を吹き返しサービスゲームでわずか2ポイントしか落とさない完璧なプレーを披露。リターンゲームでは3度のブレークを奪い、6ゲーム連取でセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、流れを掴んだバエスは1度ブレークを許したものの、10度のブレークポイントを創出するなど試合を支配。そのうち2度ブレークに繋げ2時間14分で逆転勝ちとなった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはバエスのコメントが掲載されている。
「試合の最初のほうはあまりいい感じではなかったから、いろいろな思いがあるね。第1セットも、第2セットも、第3セットも、すべてが違っていたね。今はチームと一緒に楽しみたい。僕たちは何年も前からここにくるために戦ってきたし、高いランキングにいたいからね」
バエスは2週連続優勝により、4日付の世界ランクで自己最高の19位に浮上することが確定。初のトップ20入りを果たし、6日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に臨むこととなる。
【ディアドラ】3年ぶり日本再上陸■公式ストアで最新ウエア&シューズ 発売>
■関連ニュース
・大坂、出産時は「人生最悪の痛み」・処分取り消しも「19カ月は苦痛」・ジョコが応戦「黙っていろ」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング