8月11日から19日にかけて開催されるテニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP/WTA1000)は8日、大会名を「シンシナティ・オープン」に変更すると発表した。
>>シェルトン、ダニエル 太郎らASBクラシックの組合せ<<1899年に第1回が開催され、今年で125年目となるW&Sオープン。当初は地名からシンシナティ・オープンという名称だったが、その後スポンサーなどの命名権などの影響でメインとなる名称が変化。2002年からはW&Sオープンと呼ばれていた。
シンシナティ・オープンは2025年から更なる大会の発展のために2億6,000万ドル(約375億円)を投入し、会場となるリンドナー・ファミリー・テニスセンターの改修や、選手の滞在先の充実、スタッフの拡充など巨額の費用を充てて改良を行っていく。
スポンサーを務めるビーモックスポーツ&エンターテインメントのボブ・モラン社長は今回の名称変更について「大会の名称をシンシナティ・オープンに戻すことは、その豊かな歴史を称える機会であると同時に、大胆な未来に焦点を当て、大会を成長させ、強化するためにあらゆる手段を講じる機会でもある。地域の発展に貢献し、ワールドクラスのイベントとしての地位をさらに確立するだろう」とコメントしている。
昨年の男子シングルス優勝者は
N・ジョコビッチ(セルビア)で、女子シングルスは
C・ガウフ(アメリカ)が制した。両者はその後の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でもタイトルを獲得している。
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